どうしても部屋の整理整頓が苦手でどんどん散らかっていく
散らかっているのになんだか億劫で、片付けをやる気になれない
整理整頓が上手くなりたくて本をたくさん読んでるのに全然上手くならない
などなど整理整頓が上手くできないと悩んでいる方は多いのではないででしょうか?
この記事ではこんなことがわかります
- 整理整頓ができない人の4つの特徴がわかる
- 整理整頓がもたらす4つの良いことがわかる
- 整理整頓ができないと起こる2つのリスクがわかる
- 整理整頓ができないを克服して部屋をキレイにする4つのポイントがわかる
元汚部屋の住人で現在はミニマリストになったボクが、整理整頓について徹底解説していきます。
整理整頓のコツを掴んで『整理整頓できる人』になっちゃいましょう!
整理整頓ができない人の4つの特徴とは
1、家計管理が苦手
ボクは『家計管理力』と『整理整頓力』って同じところを使っていると感じています。というのもボクが汚部屋を脱出しようと試行錯誤をしていく過程で、汚部屋の状況だけじゃなく家計状況も劇的に良い方向へと変化していったんです。
家計管理が得意な人は整理整頓も得意だし、家計管理が苦手な人は整理整頓も苦手なのかなと思いました(もちろん例外もあるけど)
2、持ち物の量や置き場所が明確じゃない
自分の持ち物量や置き場所が明確ではないというのもあります。例えばちゃんと家の中を確認してみると、ハサミが20本あったり、ボールペンが50本あったり(汗)
けどいざ使い時にはなかなか見つからない。。。量も置き場所も明確になっていないので、お金と時間を無駄にしてしまいます。
3、計画を立てるのが苦手
整理整頓ができないと悩んでいる方は計画を立てるのが苦手です。正確には目標達成までの道筋を立てるのが苦手。
例えば大きな目標が一つあったとしたら、それまでの工程を細分化して小さな目標を設定せずに、ただ闇雲に大きな目標に向かって走ってしまう。
結果として効率も悪くなってしまうし、最悪の場合は目標達成をせずに挫折となってしまいます。
4、慢性的なストレスを抱えている
これはボクの経験上の話なのですが、汚部屋時代のボクはストレスフルな日々を過ごしていました(汗)
仕事でもストレスを抱えて、帰り道のコンビニで浪費をして自己嫌悪に陥り、部屋に帰ってきても汚部屋なのでそこからさらにストレスを抱え、ふてくされるように眠りにつく日々。。。
ストレスがストレスを生んでしまい、さらに整理整頓ができない自分になっていってしまっていました。
慢性的なストレスを抱えている人は、どうしても部屋も乱れていきがちになってしまいます。
整理整頓ができるようになると起こる4つの良いこと
1、時間に追われることがなくなる
整理整頓ができるようになると自由時間が増えていきます。それまで探し物とか掃除に費やしていた時間が短縮できるためです。
結果として人生の自由時間が増えていきます。ボク自身これがとても感じていまして、汚部屋時代のボクは今よりもはるかに時間があったはずなのに常に『時間が足りない』って思っていました。
今は子供も生まれ、フリーランスになってやることは確実に増えてますが『時間が足りない』なんて思うことはほぼなくなりました。
嫌いな整理整頓時間が増え続けるのと、自由時間が増え続ける。あなたはどっちが良いですか?
2、お金が貯まるようになる
整理整頓が上達してくると、いらないモノを部屋に入れるのが嫌になってきます。なぜかというとモノが増えると部屋の整理整頓がめんどくさくなるから。そしてモノが増えれば増えるほど部屋が乱れていくから。
なので、整理整頓が上達すれば無駄なモノにお金を払わなくなるので、自然にお金が貯まっていくわけですね。
例えば『衝動買い』とか『ストレス発散買い』で月に1万円分の不用品を部屋に入れていたとします。
これが嫌になるのでこの1万円は浮くことになります。するとどうなるでしょうか?
1万円 × 12ヶ月 = 12万円
12万円 × 10年 = 120万円
10年間では『120万円』もの大金が浮くことになります!これを浪費することなく、貯金もしくは投資に回すことができたらお金が貯まります。
短期間で考えると小さな額でも、長期間で考えてみるとバカにできませんよね。整理整頓ができるようになると『節約』にもなるわけです。
3、心が落ち着く
これは一番初めに紹介した『時間に追われなくなる』に近いものなのですが、結局ボクらは時間的余裕のなさからストレスを感じることが多いです。
自分のやりたいことをする時間がない
雑務をしてると1日があっという間に終わってしまって何もできない
時間がないと心がざわつき始めてしまい余裕がなくなっていきます。
整理整頓ができるようになると時間的余裕ができますよね。すると日々の生活に『ゆったりとした時間』が追加されてきますので、結果として落ち着いた心を手に入れることができます。
整理整頓ができると追加されるゆったり時間(例)
- 美味しいコーヒーを淹れてゆっくり飲む時間
- 大好きな本をゆっくりと読む時間
- 好きな趣味に没頭する時間
- ゆっくりと散歩をする時間
整理整頓ができないままだと起こる2つのリスク
1、人間関係が悪化してしまうリスク
『部屋の乱れは心の乱れ』なんてよく言われていますがまさにその通りだと思っています。整理整頓ができなくて部屋が散らかっていくと、どんどん心も乱れていきます。
余裕がなくなり、終始イライラしている状態に。イライラはいらぬイザコザを連れてきちゃいます。
・奥さん・旦那さんに当たってみる
・子どもに当たってみる
・部下に当たってみる
・上司に食いついてみる
・同僚に噛み付いてみる
などなど大体のイザコザの原因ってどちらかか、双方の精神状態が原因ですよね。普段は受け流せることが妙に引っかかってしまうんです。結果として人間関係が悪化してしまう。
2、目標や夢を目指すことができなくなるリスク
整理整頓ができていない時って心が重い状態なので、どうしてもいろんなことが億劫になってしまい後回しにしてしまいます。
ホントはやらなくてはいけないこと、心からやりたいことがあるのに目の前の後回しにし続けて溜まった雑務に追われてしまい、自分の夢や目標に手を出すことなく終わってしまう。
やりたいことに手を出す前に『やりたくない雑務』で時間を使い切ってしまうんですね。
『整理整頓ができない』を克服して部屋をキレイにするたった4つのポイント
1、何かを買うときは『どこに置く?』と自分に聞いてみる
これは当たり前のようなことなのですが、めちゃめちゃ大事なので再確認していきましょう。何か買いたいモノが出てきたら必ず自分にこう聞いてみましょう。
(置く場所はあるの?)
整理整頓を阻むことに『多すぎる持ち物』があります。モノがあればあるほど整理整頓のレベルを押し上げてしまうわけですね。
整理整頓が苦手な方はどうしても一度立ち止まって考える前に、衝動に任せてモノを買ってしまいます。置く場所がないのに『けど欲しい!』の一念で買ってきてしまうのです。
まずはこの行動がただでさえ苦手な整理整頓をさらにメンドくさいものにしているということを再確認していきましょう。
そして今後何かを買うときは、一度冷静になって必ず自分に聞いてみてください。増やさなければ整理整頓の難易度はどんどん下がっていきますので!
ちなみにボクはきっとあなたよりも整理整頓が嫌いです!やりたくないもん(汗)
けどなぜ部屋のキレイを保てるのかというと、ミニマリストになってモノを劇的に減らしたから。
こうなると整理整頓の難易度がグーンと下がります。例えるならドラクエでずっとスライムと戦っているようなもんですね。
モノが少ないとレベルが低くてもあっさりと勝てちゃうんです。
整理整頓が苦手な人を例えるならば、レベルはボクと同じくらいなのに毎日ボス級のモンスターと戦っているイメージ。それじゃ勝てません!もっとレベルを落とさないとー。もしくは自分のレベルを上げないと。
2、『15分間整理整頓タイムトライアル』でゲーム感覚でやる
整理整頓が苦手なボクは日常に『整理整頓タイムトライアル』を設定しています。これは何かと言うと、ただ掃除に時間制限を設けてやるだけです。
これの良いところはゲーム感覚で整理整頓ができるっことですね。
例えばトイレ掃除。ボクはスマホで3〜4分ほどの好きな音楽を流してトイレ掃除をやって、曲が終わる前に終わらせるように集中してやります。
こうすることでダルい掃除時間がゲームのように楽しくなるから不思議。
あとよく1日中掃除をしている方がいると思うのですが、それはあまりオススメしません。なぜかというと疲れるしダラダラとやり続けてしまうから。
ダラダラとやると時間の割に成果が出ていなかったりしてしまいます。時間制限を設けてパパパとやれば時間の割に成果が出ているということが頻繁に起こります。
整理整頓が苦手な方は『15分』くらいから始めてはいかがでしょうか?余裕があれば疲れない程度に1日に何度やっても構いません。
15分間集中的に整理整頓・片付けをする。終わったら休む。もっとできそうならまた15分集中して整理整頓する。
大切なのは長時間やることではなくて『成果』です。
ただし!
作業が雑になるのとはちょっと違いますので注意しましょう!時間制限を設ける理由は『集中』することです。
ダラダラと長時間かけるんじゃなくて集中的に短期間で成果を出すことが目的です。
時間内にテキトーにやって『はい、終わりました』は意味がなくなってしまいますので(汗)
3、流行りを追うのをやめて自分軸を持つ
流行りを追っているとどうしても部屋にモノが増えてしまいます。汚部屋時代のボクがそうだったのですが、自分の軸がなくて常に流行りを追い続けていました。
『誰かが買ったから買おう』とか『誰かが持っているから欲しい』とか。
けどそれって自分が本当に欲しいものではないんですよね。なので飽きるのもはやい(汗)飽きるとまた別の流行っているモノを追い求めて買い続けて、結果として汚部屋が出来上がってしまったんです。
流行りは残念ながら短いサイクルで終わっていきます。なのでオススメなのは流行りを追わずに自分の軸に沿ってモノを選ぶってこと。
自分の生活に必要だから購入する。
今の自分にとって価値あるモノだから購入する。
4、捨てる判断を瞬時に行ってパパパとリズムよく捨てる
まだうまくできない方は、まずすぐに捨てる判断ができるモノをどんどん捨てていきましょう。捨てることを躊躇してしまうモノは基本的に捨てなくてOKです。保留にして次にいきましょう。
というのも捨てるという行為にはリズムが大切になってきます。そしてまずは捨てる気持ち良さ、爽快感を味わってもらうためにも、難易度の低いカンタンに捨てる判断ができるモノをどんどん捨てましょう。
捨てるってこんなに気持ちいんだ
なんでもそうですが、楽しめるようになるとなんでも簡単になりますよね。整理整頓も同じです。大切なのは退屈な作業を少しでも楽しめるように工夫すること。
整理整頓でごまかしてない?
整理整頓は大事ですが、ボクはそれよりもモノを減らす方が重要だと考えています。
キレイに並べて、キレイに収納して、キレイに目隠しして、モノだらけってことも十分あり得ます。
もちろん整理整理整頓も大事ですが、それと並行して『モノを減らす』こともやっていきましょう。整理整頓という言葉を『モノを捨てることを後回しにするため』に使ってはいけません。
まとめ:整理整頓ができない自分から卒業しましょう
それでは最後にこの記事のポイントを整理していきましょう。
要点チェックメモ
- 整理整頓が苦手なのは『慢性的なストレス』が原因かも?
- 整理整頓ができると時間に追われなくなる
- 整理整頓ができるとお金が貯まるようになる
- 整理整頓ができると心が落ち着く
- 何かを買うときは『どこに置く?』と自分に聞いてみる
- 整理整頓タイムトライアルをする
- 整理整頓を汚部屋をごまかすためには使わない
以上『整理整頓を極める!できない人から『できる人』になる4つの知恵』でした!
整理整頓が苦手な方にはこの書籍もオススメです。特に女性には!
ドミニック・ローホーさんの著書で、女性目線でのミニマリズム、シンプルライフをわかりやすく解説してくれています。
特に洋服の選び方は女性は特に参考になるんじゃないかと思いました。
そして文章がとてもわかりやすいので本が苦手な人でもサクッと読めると思います。