欲しいモノをたくさん買ってはいるんだけどなんだか満たされない
今の自分のお金の使い方が正しいかどうか知りたい
できれば後悔のない満足感のあるお金の使い方がしたい
などなどお金の使い方で不安やモヤモヤを感じている方は多いのではないでしょうか?
この記事ではこんなことがわかります
・幸せになれるお金の使い方がわかる
・幸せになれるお金との関わり方がわかる
・みんなが浪費しやすい項目がわかる
どうせなら幸せなお金の使い方を知って、日々幸せを感じながら過ごしてみませんか?
『【厳選8選】幸せになれるお金の使い方&関わり方徹底解説』
それでは行ってみましょー。
多くの人がお金のことで苦しさを感じている?!
厚生労働省が行なった平成29年度国民生活基礎調査によると、生活が『やや苦しい』と回答した人と『大変苦しい』と回答した人の合計の割合が全体のなんと56%を占めています。
2人に1人の方がなんらかの理由によって日々の生活が苦しいと感じているってことですね。
理由は『借金』『浪費』『家庭環境』『低所得』『病気』などなど、様々な理由が考えられますが、理由の中には『幸せなお金の使い方をしていない』ということもあるかなと思うんです。
下記の章からは幸せになれるお金の使い方&関わり方について徹底解説していきますので、ぜひ目を通してみてください。
そして何かヒントになるようなものがあれば、ぜひあなたの日々の生活に取り入れてもらえたら嬉しいです!
それでは行ってみましょう!
【厳選8選】幸せになれるお金の使い方&関わり方
1、お金はモノではなく『経験』に使うと幸せになれる?
モノから得られる幸せって残念ながら一瞬で終わってしまいます。わかりやすくボクの実体験を話させていただきますね。
浪費家時代のボクはとにかくモノを買っていました。実家暮らしだったのでほとんどのお金を自分のために使っていました。そうやって毎日のようにモノを買っていると、当たり前のように部屋がモノだらけになってきますよね。
ボクの当時の部屋は6畳だったのですがモノだらけでした。心から欲しいと思って買い続けたモノたちに囲まれているはずなのに全く幸せだとは感じなかったんです。
それどころかその大量のモノにストレスすら感じていました。要は欲しくて集めた最高のモノたちは、買ってから間もなくして最高のモノじゃなくなっていってしまったんです。
買った当初は最高なんです。『やっと手に入れた』『憧れのモノを手に入れた』なんて具合に。しかし買ったら目的を果たしたかのように、頭の中はもう次に買うモノに入れ替わっていたんです。
これが買っても買っても満足できない原因ですね。モノから得られる満足感は一瞬。だからモノに満足感を求めてしまうと買い続けるしかなくなってしまうんです。
今度はモノではなく『経験』を考えてみましょう。例えば旅行。ボクは約7年前に新婚旅行でハワイに行きました。その時の経験(思い出)はいまだに思い出してはニヤニヤしてしまうほどです。
何が言いたいのかというと
『モノ』から得られる満足感は心の中でドンドン小さくなっていくけど
『経験』から得られる満足感はいつまでも心のどこかにいてくれて、時折ボクらを幸せな気分にしてくれる
と言っても以下のことは本末転倒なので注意が必要です!
よし!じゃードンドン旅行に行ってお金を経験に変えよう!
間違いではないのですが、日々の収支を圧迫するほどのそれは本末転倒ですよね。なのでボクがオススメなのは『旅行積立』を毎月して家計を圧迫しないレベルで経験を楽しむこと!
これはメンタリストDaiGoさんが言っていたのですが、ボクらは楽しいことをやっている時よりも、それを目指して準備している時の方が幸せを感じているようです。
『積立』なのですぐには旅行に行くことができないです。何ヶ月後、下手したら1年以上先になるかもしれません。けどその過程も楽しむわけですよ。そのコツコツ積み立てをしている期間に行きたいところの情報を調べたり、雑誌を買ってきて読んでみたりする。
この期待を膨らませている時間が、実は一番幸せな時間なのかもしれませんね。
2、寄付をすると幸せになれる?
これは最近読んだ本で共通して書かれていることなのですが『人は自分のためじゃなく、誰かのためにお金を使った方が幸福を感じることができる』ということ。
例えばアメリカでミニマリズムを提唱しているジョシュア・ベッカー氏の著書ではこう書かれています。
人のためになることをすると、確実に気分が良くなり、人生への満足度も高くなる。私も経験しているし、他の人もきっと同じだろう。
慈善活動に熱心な人は、幸福度や人生への満足度が高くなると言われている。さらには健康状態まで良くなるという調査結果もあるほどだ。
『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる 』より引用
ボクはというと寄付をすることが全くできない人間です(汗)どうしても自分だけのためにお金を使いたいと考えてしまうんです。これがボクの人生の満足度を下げているのかもしれませんね。
それを検証するためにも、今年は寄付をしてみようと思っています。そのために自分が心から寄付したいと思える活動を現在検索中。
人のためにお金を使うということ。
そのためにはまず自分のことで精一杯な家計を健全化する必要があります。
収支を整えて余白をつくる。その余白分のほんの一部でもいいの、人のために使ってみるのも良いのかもしれません。
3、まずある程度の預金を作れると幸せになれる?
『人はお金を数えると死への恐怖さえも和らげることができる』という調査結果もあるくらい、お金は不思議なパワーを持っています。
これもボクはちょっと思い当たる節があります。貯金がゼロで借金を抱えていた頃のボクは、毎日体も心も重くてダラダラとした日々を過ごしていたんですね。
『急に大きな額のお金が必要になったらどうしよう?』
『もし車が動かなくなったらどうしよう?』
『借金が返せなくなったらどうしよう?』
という具合に、起こるかどうかわからないことを妄想して怯えながら日々を過ごしていたんです。それは体も心も重くなりますよね(汗)
けどその後家計管理を勉強しまくって貯金が見る見る増えてくると、この『怯え』と『体と心の重量感』がドンドンなくなっていったんです。
きっと増えていく預金残高が、一種の精神安定剤のような役割をしていたと思うんですよね。
お金の不安やモヤモヤはこんなことを呼び寄せてしまいます。
お金の不安やモヤモヤが呼び寄せるもの
・将来を見据えるのが怖くて短期的思考になっていく
・貯金をすることができない自分への自己嫌悪
・それでも浪費をしてしまう自分への罪悪感
・お金がないことを悟られないように過度に見栄を張ってしまう
最初は難しいかもしれませんが、コツコツと預金残高を増やしていきましょう。きっとその工程がお金のモヤモヤや不安を取り除いていってくれます。
そして増え続ける預金残高はあなたに『心の安定』をもたらしてくれます。
4、難しいけど浪費をやめられると幸せになれる?
『浪費』は悪いものと捉えられがちですが、ボクはそうは思いません。むしろ必ず必要なものとさえ感じます。
ではどんな『浪費』が悪いのかというとこんなことが言えます。
悪い『浪費』とは?
・上限が設けられていない浪費
・浪費後に自己嫌悪や後悔を伴う浪費
際限なくお金を使ってしまう浪費がダメなのであって、上限が決まった浪費は人生には必要です。
人間は完璧ではありませんよね?みんなわかってはいてもやってしまうんです。太るってわかっていても食べちゃうんです。貯金しないととは思っていても目先の衝動買いに走っちゃうんです。
けど上限が決まっていて、それが家計に悪影響を与えないのだとしたら、それは堂々と『浪費』をすることができますよね?
例えばボクはダイエット中ですが、甘いものがやめられません!どうしてもチョコレートが食べたくなる(汗)食べなければさらにダイエット効果が得られるんでしょうけど、ボクはそんなにできた人間じゃないのでできません!
ということでボクは上限を決めてダイエットに支障のない範囲で甘いものを食べます。額でいうと『毎月1,000円』で『お菓子浪費予算』を設けてその中で浪費をします。
ボクの中ではこれは『良い浪費』の項目に入っています。なのでこの浪費をしても心が痛みませんし、自己嫌悪にも陥りません。それは想定範囲のことだから。
むしろこれは日々を幸せに暮らすための必要なムダなモノという認識をしているので明日の活力になります。
要はこんな浪費のルートがダメということです。
悪い浪費のルート
・浪費をする
↓
・想定外の出費に自己嫌悪する
↓
・自分を責め続けてやる気を失っていく
↓
・明日の活力が奪われる
自己嫌悪は幸せを遠くに追いやってしまいます。
5、家族間でお金の話題をオープンにすると幸せになれる?
金銭感覚の違いは家族間の幸せを阻害してしまうので注意が必要です。とはいえいくら家族といえど考え方や性格が違いますから、金銭感覚のズレがでてきてしまうのは仕方がないことですよね。
けどそこで大切なのは『 話し合いができるかどうか? 』です。お金の問題は非常に重いストレスが伴うものです。
家族間でのお金ストレスの要因
・勝手に借金をしてしまう
・勝手に高額なモノを購入してしまう
・教育費の掛け方の意見の食い違い
・ケチで贅沢を許してくれない
・節約志向が強く過度な節約を強いられる
などなど『散財面』『節約面』両方向にストレスの要因があることがわかりますね。ここで大切なのが『話し合いができるか?』ということです。どちらか一方がストレスを溜め込んだ状態を放置せずに、お互いが幸せになれるように話し合いができて、妥協点を見つけ出せるかどうか。
そのためにもボクがオススメしているのが日々の日常生活でお金の話を積極的にすること。
日本ではどちらか一方が家計管理をしていて、もう一方は全く携わっていないという家計が多いですよね。こうなるとどうしてもどちらかに不満が溜まっていってしまいます。
とはいえ2人で家計管理をするということはなかなか難しいかもしれないので、日常にお金の話をする時間を作ってもらいたいんですね。
有名な家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、月一のお金の会議にお子さんも混ぜて家族全員で話し合いをするそうです。
リムベアーの場合もほぼ毎日奥さんと家計の話をしています。日常会話の中に普通にお金の話があるんです。それは『なんでそんなにお金を使うの?』とかのネガティブなお金の話ではなくて、自分たちの未来をより良いものにするための、ポジティブなお金の話です。
話し合ってお互いの妥協点を見つけて、お金に対する価値観の違いを最小限にする。そしてお金ストレスも最小限にする。
6、モノよりも時間を大切にすると幸せになれる?
浪費家時代のボクは『モノ』がすべてでした。『これを持っている』『あれを買った』そんなことで自分に価値を見出そうと考えていました。それを購入するために増え続ける労働時間は当たり前のことだと思っていました。
しかし今は『自由な時間』がホントの価値なんじゃないかなと思っています。ボーッとできる自由な時間があること。何も考えずに自分の好きなことに没頭できる時間があること。
このような考え方になったのはウルグアイの政治家ホセ・ムヒカ氏の言葉に出会ったからです。
モノで溢れることが自由なのではなく
『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』より引用
時間で溢れることこそ自由なのです。
ムヒカ氏の自由な時間とは、妻とともに野菜を作ったりする時間、花の栽培をしたりする時間、友人と過ごす時間としています。
ボクたちはいつからか人よりも多くのモノを所有するために、大切な時間を労働に割きすぎてきてしまったのではないか?
毎日『時間がない』と言ってガラクタを集め、集めたガラクタのメンテナンスに休日をなくし続ける日々と、モノを最小限にとどめて、友人や家族と過ごす時間にあふれた日々、自分のしたいことをすることができる時間にあふれた日々。
あなたはどっちを選びますか?
関連記事:世界で最も貧しい大統領ムヒカの、浪費家の人に耳を傾けてほしい5つの名言
7、やりがいを見出せる仕事に就くと浪費が減って幸せになれる?
やりがいのない仕事が浪費を加速させてしまうという面白い本を読みました。これは『アフルエンザ』という消費伝染病について書かれた本なのですが、著者曰く
ホントは人の役に立ったり、自分の才能やエネルギーを最大限に活用して何かに貢献したいと心から願っているのにも関わらず、実際の仕事ではそんな機会がほとんどなく、日々悶々と虚しさや欠乏感を感じている。
その結果、その虚しさや欠乏感からくるストレスをなんとか発散させるために、より多くのモノを求めるようになり、浪費を繰り返してしまう。
人はやっぱり仕事には『やりがい』とか『社会貢献』のような誰かの役に立っているという満足感を得たいものですよね。
感謝されたら嬉しいし、人を助けることができたら心が暖かくなるわけです。これらのこともこの記事最初の頃にお伝えした『経験からくる満足感は永遠に続く』というところからきているのかなと思います。
8、新しいモノより今あるモノに注目すると幸せになれる?
人間はどうしても目新しいモノに目がいってしまいますよね。喉から手が出るほど欲しくて欲しくて堪らなかったのに、いざ手に入れてみるとなんだか達成感があって、次に購入する目新しいモノを探してしまっているなんて経験は誰にでもあるはず。
そんな時は新しいモノを買わずに、今使っているモノを再確認することで幸せになれるようなのです!
今持っているモノにもっと注意を払って、それがあるおかげでどれだけ助かるか、どれだけ楽しいかを意識して考える。
そうすれば、それがもたらす喜びが薄れることはない。
『MIND OVER MONEY 』より引用
これはボク自身体験していることでして、ボクは『ダナーライト』というブーツをもう7年以上愛用しています。7年も履いているのですが、全く飽きるということはなくてですね、むしろ月日が経つにつれて満足感は上がっていっています。
嘘みたいな話ですが、履くたびに幸せな気分になれるんですね。定期的にメンテナンスをして汚れを落としピカピカに磨くわけです。
この工程がきっと上記で言うところの『今もっているモノに注意を払って、これがあるおかげでどれだけ助かるか、どれだけ楽しいかを意識的に考える』に繋がっているのかなと感じます。
結果的にボクは一般的な人の半分にも満たないほどしか、靴に対してお金を払っていないことになります。
出費を抑えて幸福感を継続的に味わうことができる
目新しいモノに目が言ってしまう気持ちは痛いほどわかります。しかし、そこで一度立ち止まって今あるモノ、今使っているモノに目を向けてみましょう。それは過去のあなたが心から欲しいと願った最高の品物のはずです。
これで浪費を食い止める!みんなが浪費しやすい項目ランキング発表します
以前ボクのインスタグラムアカウントでこんなアンケート調査を実施しました。
アンケート内容
どうしてもやめられない浪費はなんですか?
これに対して900件弱の回答を得まして『どうしてもやめられない浪費ランキング』を作成しましたので紹介したいと思います。
1位 お菓子・スイーツ
2位 洋服・アクセサリー
3位 外食費
4位 飲み物代
5位 美容関係費
6位 カフェ代
7位 お酒
8位 子供服
9位 タバコ
10位 漫画・雑誌
みんなが浪費しやすいと言うことは、誰にでも浪費をしてしまう可能性があるということです。ですので日々の生活で上記ランキングに入っている項目にお金を使う際は、それが浪費なのか消費なのかを一度立ち止まって考えてみてください。
まとめ:正しいお金の使い方をして幸せを手に入れよう
それでは最後に復習していきましょう。
幸せになれるお金の使い方&関わり方
・モノではなく『経験』にお金を使うと幸せになれる
・自分よりも人のためにお金を使うと幸せになれる
・ある程度の預金残高を作ると幸せになれる
・自己嫌悪を伴う浪費を止めると幸せになれる
・家族間でお金の話題をオープンにすると幸せになれる
・モノよりも時間を大切にすると幸せになれる
・やりがいを見出せる仕事に就くと浪費が減って幸せになれる
・新しいモノよりも今あるモノを愛でると幸せになれる
お金ってボクらは死ぬまで関わらなくてはいけない大切なものです。
けどお金の使い方次第では、お金はあなたを不幸のどん底にも落とすし、あなたを幸せの絶頂に連れて行ってもくれるものです!
どうせなら幸せなお金の使い方を知って、日々幸せを感じながら過ごしてみませんか?
以上、『【厳選8選】幸せになれるお金の使い方&関わり方徹底解説』でした!