これまでは1つの会社でスキルを磨き、会社の中で出世していくというのが常識でした。しかし、前述した厚生労働省の報告書「働き方の未来2035年」を鑑みると、これからはそのような働き方では培ったスキルや知識が他の組織に移った時に必ずしも通用しなくなる可能性が懸念されます。
リンダ・グラットンは連続スペシャリストとはマルチ・アイデンティティを持った人材と定義します。今の組織で与えられた業務に関する知識だけを追求するのではなく、それに付随する知識や技能を自主的に高め、様々な分野にまたがった専門的な知識とスキルを獲得することで他の分野でも通用する人材として自分の労働市場での価値を高めていく。このようなキャリアを構築することができればこれまでの働き方が通用しなくなっても焦ることはないのではないでしょうか。
今回は知っておきたいこれからの時代の働き方と題して、厚生労働省の報告書とリンダ・グラットンの著書「ワーク・シフト」を参考に日本の将来の働き方とキャリアの考え方についてお届けしました
。私たちはこれまでに経験したことのない新しい時代に突入しようとしています。気がついたら使えない人材になっていたということにならないように、将来に備えてぜひ今日から「連続スペシャリスト」を目指してみてください。
。私たちはこれまでに経験したことのない新しい時代に突入しようとしています。気がついたら使えない人材になっていたということにならないように、将来に備えてぜひ今日から「連続スペシャリスト」を目指してみてください。
参考ウェブサイト:厚生労働省「働き方の未来2035」報告書(2016年8月)
参考図書:リンダ・グラットン(2013), Work Shift ワーク・シフト―孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>
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