2018.2.8
世の中には筋トレを愛しすぎる人がいる
私たちが通常抱いている筋トレに対するイメージは、ダイエット、健康の維持や増進、気分転換など。しかし、世間には健康や気分転換以上の価値を筋トレに見出す人たちがいます。高校生の頃に筋トレに目覚め、極端とも思える筋トレ愛を叫び続けている「マッチョ社長」ことTestosterone氏もその一人。では、その筋トレ愛を「宗教」とも認める彼の深く濃い愛情、そして筋トレの様々な恩恵を垣間見てみましょう。
気分が落ち込んだら
気分が落ち込んだ時、「あんなこと言わなければよかった」「あんなことしなければよかった」と具体的に思い悩むこともあれば、「自分は認められていない気がする」という漠然とした不安を抱えていることもあります。しかしマッチョ社長に言わせれば、「落ち込むのは自信がないから」。自信をつけたいなら、手っ取り早く筋トレすれば良いのです。
まず、筋トレをするとテストステロンという男性ホルモンの一種が分泌されます。男性ホルモンといっても男性専用ホルモンではなく、女性の体内でも分泌されるもの。これが心理的には積極性や野心など、前向きな気持ちを後押ししてくれます。また、エンドルフィン、アドレナリン、セロトニン、ドーパミンといった、積極的な活動や意欲に関わる神経伝達物質も分泌されるため、筋トレの後はとても気分良く過ごせるのでしょう。
筋トレによって筋肉がつけば、身体のラインも整ってきます。整った外見が自信につながるのは、ダイエットをしている方ならおわかりですね。さらに、筋トレで扱うウェイトが少しずつ重くなったり、減量を達成したりすることで小さな成功体験も積み重ねられます。ずっと同じところを見つめていた悩める視点は、いまや己の筋肉へ。筋トレはこれまで見てきた人間関係のしがらみとは別の世界を見せてくれるのです。
そして、変化の多い世の中でバーベルの100kgは泣いても笑っても100kg。育てた筋肉だって、一瞬にしてなくなることはありません。もし、そうして筋トレをしても消えない悩みがあるなら、それこそ「悩む価値がある」問題。マッチョ社長の筋トレ活用法は、まずこうした自己肯定感の獲得と問題の振り分けに見られます。
自分は意志が弱いと感じたら
気分が落ち込むまではいかないけれど、ついサボってしまったり自分の信念に反することをしてしまったりすると、己の意志の弱さにため息が出ますよね。どうしたら強い意志を持てるのか・・・。この問題に最適な処方箋も、筋トレです。
マッチョ社長によれば、筋トレを最優先させることで、出たくない飲み会は断れるし、外食前提の合コンも断れるし、食べるものはタンパク質と即決できるし、就職だって筋トレの時間がとれる勤務時間のところを選べる。明確な基準をもつことで、決断がラクになります。