3.雇用・待遇の安定
経営サイドの一存で簡単に解雇・降格されたり、減給されたりしない信頼感・安心感があること。
4.組織との一体感
会社やチームとの一体感を覚え、自分が組織に欠かせない一員であると実感できること。
5.意思の疎通
経営者や上長・同僚・部下など社内との意思疎通が円滑であり、周りが今何を考えているのかを容易に把握しやすいこと。
注目したいのは、一般的に社員・メンバーのモチベーションを上げるために効果的な「動機付け」方法と思われがちな、「報酬金額への満足」や「職場環境・福利厚生への満足」は、意外にもトップ5にも入らない点です。つまり、経営者・リーダーと社員・メンバーとの関係性が良好であるならば、モチベーションは上がり、自ずと業績アップに繋がることになるのです。
注目したいのは、一般的に社員・メンバーのモチベーションを上げるために効果的な「動機付け」方法と思われがちな、「報酬金額への満足」や「職場環境・福利厚生への満足」は、意外にもトップ5にも入らない点です。つまり、経営者・リーダーと社員・メンバーとの関係性が良好であるならば、モチベーションは上がり、自ずと業績アップに繋がることになるのです。
社員のモチベーションを上げる具体的なコツとは?
社員・メンバーのモチベーションを上げる最も効果的な「動機付け」方法は、良好な人間関係の構築にある訳ですが、コツの一つは、経営者やリーダーであれば、配下の社員・メンバーの家族構成や状況を予め把握しておくことです。折に触れて、さり気なく様子を訊いてあげるようにするのですね。「お義母さんの骨折、その後の容態どう?」「子どもさん、転校先の学校に馴染めてそう?」などのような感じです。
また、朝夕の挨拶や折に触れた声掛け、残業時・繁忙時の飲食物の差し入れなども、古典的ではありますが、社員との良好な関係を築くには効果的です。定期的に、義務的に部局の飲み会を設けたり、ゴルフコンペを主催したりする職場もありますが、日々の小さな気遣いの積み重ねの方が、社員のモチベーションを上げるには遙かに有効なものです。所詮は生身の人間同士ですから、経営者・リーダーが義務的に、打算的に「動機付け」をやっていても、たちまち社員・メンバーは見抜いてしまいます。
むしろ、経営者やリーダーとの短くても、充実したコミュニケーションの一時の方が、社員やメンバーのモチベーションを大きく上げます。「○○も立場大変だよな。いつも有難うな!」雲の上の人だと思っていた、密かに尊敬していた役員補佐の方からこの言葉を予想外にかけられた時、20代半ばの末端社員だった私は、難局を乗り切るモチベーションが俄然湧いたものです。
モチベーションを上げる方法を知っているだけで人生が変わる
モチベーションを上げることで、同じ仕事でも成果は大きく変わります。その結果、高い評価を受けたり収入が増えたりと、人生にも大きく作用します。そこでモチベーションを上げるための方法を具体的に説明します。