2019.4.25
そんな絶妙な一石を社会に投じ続けている2人が、今度は私たちの身の回りに存在する「バカたち」について語り合いました。世の中にどれだけ「バカ」があふれているのか?「バカ」と付き合っているとどれだけ不毛な時間を過ごすことになるのか?過激で的確な指摘に期待しつつ、その内容に迫りたいと思います。
バカばっかりの環境に居続けるのはバカ!
「あなたがいま自由でないのなら、確実にバカと付き合っているから」。
いきなり堀江氏の過激な発言からスタートしましたが、これは自身の人生経験から導き出された結論。環境や付き合う人間を選べないと思い込んでしまうのはそれこそバカの思考であり、目の前の環境は唯一のものでないし、変えることができると訴えます。
いきなり堀江氏の過激な発言からスタートしましたが、これは自身の人生経験から導き出された結論。環境や付き合う人間を選べないと思い込んでしまうのはそれこそバカの思考であり、目の前の環境は唯一のものでないし、変えることができると訴えます。
そして、バカがいる環境から抜け出すために必要なのは、今の環境ではない場所にいる自分を想像すること。そして環境を運任せにせずに情報を集めることだといいます。読者の先入観を取り払ったところで、いよいよ2人は「こんなバカと付き合うな」というケースを紹介していきます。
我慢を美徳にしたがるバカ!
「昔から言われているから正しい」などと思い込み、いつの間にか我慢することが自分の中で美徳になってしまっている人物を堀江氏は「我慢厨」と呼び、バカ認定。しかも厄介なことに、自分が我慢しているだけならまだしも、彼らはしばしば同調圧力をかけてきます。
その理由は2つあり、ひとつは「自分は我慢しているのにあの人は我慢していない、不公平だ、ズルい」と頭の中でスライドして考えてしまっているから。そしてもうひとつは、彼らがストレスを溜めているから。「自分で勝手に我慢をしているのに他人にまで迷惑かけるなんてバカ以外の何でもないでしょ!」というのが堀江氏の主張ですが、これは納得する人が非常に多いのではないでしょうか?
今の時代に必要なのは、我慢できないほど「これをやりたい!」と欲望する、我慢とは真逆の力と結論付けています。
善意なら何でもありだと思っているバカ!
続いて西野氏が最もタチが悪いと思っているバカを紹介。それは「善意のバカ」。自分が良い事をしていると信じて疑わないために何を言っても耳を貸さない、つまり止めようのないバカだと言います。例えば、被災地に千羽鶴を送る行為は「迷惑を押し付けることになる」と指摘しても、「これは善意だから口出しされる筋合いはない」と開き直る人も。