2018.10.17
トヨタ、ソフトバンクの提携会見
2018年10月4日、日本を代表する大企業「トヨタ自動車」と「ソフトバンク」が戦略提携に乗り出した旨の会見が開かれました。
同会見では日本ではまだ馴染みのない「Uber(ウーバー)」の日本版のようなカー・シェアリングサービス「MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)」の設立・協働事業の開始を宣言。ソフトバンク社長・孫正義とともに豊田章男が登壇し、今回のサービスについて語りました。
このサービス開始には、自動車不況を取り巻く「100年に一度の大変革期」と呼ばれる「IoT(モノのインターネット化)」が背景にあります。
豊田章男は車のインターネット化という「夢」を孫正義に語り、それが今実現しようとしているのです。
「組むなら世界一の会社が良かった」
豊田章男は今回のサービスでソフトバンクと組んだ理由をこのように語ります。豊田章男が「トヨタ自動車」に「IoT」を導入する上で、この「夢」を語ることなしには実現しない事業提携だったと言えるでしょう。
トヨタ自動車とソフトバンクはそれぞれ日本の株式市場で時価総額トップ1位・2位。今回の事業提携で生まれた経済収益はとてもつもない額だと言われています。
「夢」を語り、世間を驚かせ、大きく躍進をする。このようにトヨタ自動車はこれまでの社歴の中で、その圧倒的なシェアを拡大してきました。
豊田章男の夢を語る力
豊田章男が世間を驚かせるような「夢」を語ったのは今回が初めてではありません。