2018.9.2
旅の1日目でストライキに遭遇
イタリアのナポリからさらに南のソレント半島に行くと見逃せない観光スポットがいくつかあります。火山が爆発して灰で埋もれてしまったポンペイ遺跡、風光明媚なソレント、そして崖っぷちに美しい家が立ち並ぶアマルフィ海岸。この3つのスポットを1日で廻ろうと旅を計画したのですが、その時には、ポンペイとソレントにはナポリから電車で行き、ソレントからはバスでアマルフィ海岸に行くことにしていました。ところが当日はストライキで電車は動かないとのこと。まさか旅の1日目にストライキに出会うとは思ってもいませんでした。
電車がだめならフェリーで移動
どうしたものかと迷い駅員に聞いてみると「ポート」という答。そう、ポート、港だ!港からフェリーにのればソレントに行けることがわかったのです。ちなみにイタリアでは英語が通じる人が多いのでこの時も簡単な会話だけで港に行けば良いことがわかりました。
幸いなことに地下鉄はストライキをしていなかったので、地下鉄に飛び乗り、港近くの駅で下車し、そこから少し歩いて港へ。ゆっくり進むフェリーからはポンペイを灰で埋めてしまった火山ベスビオ山も見えました。そんな風景をながめながら1時間もするとソレント港に到着。
幸いなことに地下鉄はストライキをしていなかったので、地下鉄に飛び乗り、港近くの駅で下車し、そこから少し歩いて港へ。ゆっくり進むフェリーからはポンペイを灰で埋めてしまった火山ベスビオ山も見えました。そんな風景をながめながら1時間もするとソレント港に到着。
ソレント港から長い坂道を上る
下船してソレントの町がどこにあるのかと見渡しましたが町らしいものはみつかりません。仕方ないので近くにいたイタリア人に聞いてみると坂の方を指さしてあっちだと言うのです。見えるのは高台とそこに沿って登っていく長い坂。その長い坂の向こうに本当にソレントの町があるのだろうかと半信半疑で登り始めました。
階段を上がると突如現れたソレントの町
10分ぐらい登ったでしょうか。坂の終点に着きました。そこには高い崖が切り立っていて、一見行き止まりだと思ってしまいました。でもよく見ると崖の壁面には階段が付ついているではないですか。
前を歩いていた人が階段を登り始めました。ここを上がっていくしかないのか?と同じように上がっていくと、いきなり国旗がたなびき車や人が行きかう町が目の前に現れたのです!
前を歩いていた人が階段を登り始めました。ここを上がっていくしかないのか?と同じように上がっていくと、いきなり国旗がたなびき車や人が行きかう町が目の前に現れたのです!