なるほど、ここがソレントの町!それにしても、これほどの断崖絶壁の高台によく港を作ったもんだと感心しました。しかも港から高台に続く長い坂道は全部石畳なのです。イタリア人はインフラ造り、特に道づくりがうまいと聞いていたけど、ほんとうにそのとおりでした。
スリル満点のアマルフィ海岸道路
さて、次はソレント駅からSITAバスにのり一路アマルフィ海岸へ。この海岸はかつてバスやタクシーの運転手さんがラフな運転をすることで有名だったところです。そこから生まれるスリルを味わうためにこの海岸を訪れる人もいたそうですが、2013年に大きなバスの転落事故が起こり30人以上の死者を出してからは、ていねいな運転に変わったようです。海岸に沿って作られた道路は道幅が極度に狭く、対向車が来るとすれ違うのが大変でした。でもそこは運転手さんの腕の見せどころ。見事すれ違ったときは車内から拍手が起こりました。
絵から抜け出たような絶景ポジターノ
ヒヤヒヤのバス旅を終えて到着したのがポジターノというかわいらしい町。停留所から見えたのは、朝靄のかかる地中海に切り立つ崖、そしてその崖に食いつくように並ぶ家々の風景でした。その絶景に思わず感嘆のため息!ここでもイタリア人の町造りに驚かされました。海岸まで迫る崖に土地を開き、複数階の家を石で作ったのですから。それもパステル色の美しい家を!アマルフィ海岸はその先もまだまだ続き、プライアーノやアマルフィなどの町がありますが、私たちはここを終着点にしました。
まとめ
イタリアといえばローマやベネチアを思い浮かべるかもしれませんね。でも南イタリアのソレント半島は、新鮮なものとの出会いばかりでした。突然のストライキで急遽乗ったフェリーでしたが、電車で行ったらたぶん見ることのなかったソレントの町のでき方を見ることができ感激しました。一つだけ残念だったのはそのストライキのせいでポンペイ遺跡を訪ねることができなかったことです。ストライキがなかったら、行きはナポリからフェリーでソレントへ、帰りはソレントから電車でポンペイ遺跡を訪ねる行き方をおすすめします。
【基本情報】
公式名: Pompeii Ruins (ポンペイ遺跡)
住所: Pompeii, Province of Naples, Campania, Italy
公式サイト:http://www.pompeionline.net/pompeii/index.htm
アクセス:ナポリから行く場合はFS線トレニタリアまたはベスビア周遊鉄道に乗りポンペイ駅下車。ソレントから行く場合はベスビア周遊鉄道に乗りポンペイ駅下車
公式名: Pompeii Ruins (ポンペイ遺跡)
住所: Pompeii, Province of Naples, Campania, Italy
公式サイト:http://www.pompeionline.net/pompeii/index.htm
アクセス:ナポリから行く場合はFS線トレニタリアまたはベスビア周遊鉄道に乗りポンペイ駅下車。ソレントから行く場合はベスビア周遊鉄道に乗りポンペイ駅下車
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