もうひとつ、僕自身がつねに心に留めていることがあります。
対人関係には、「変えられるもの」と「変えられないもの」があるということです。
対人関係には、「変えられるもの」と「変えられないもの」があるということです。
変えられるもの→自分・思考と行動・未来
変えられないもの→他人・感情・過去
「他人」を変えるのは簡単ではありませんが、「自分」であれば自分の気持ちひとつですぐに変えられます。
「感情」は、恐怖、怒り、悲しみ、喜び、愛情などさまざまありますが、これらをコントロールするのはきわめてむずかしいでしょう。しかし、「思考」を変えることは簡単にできますし、「行動」も自分しだいですぐに起こすことができます。
そして、当然のことですが、「過去」は変えられません。しかし、「未来」は自分の思考と行動を変えれば、どのようにでもつくれる可能性があります。
そして、当然のことですが、「過去」は変えられません。しかし、「未来」は自分の思考と行動を変えれば、どのようにでもつくれる可能性があります。
自分が変われば相手も変わります。
あいさつをしない人に、「なんであいさつをしないんだ」と文句を言ってもしかたありません。
僕の場合は、「自分からあいさつをすれば、相手もあいさつを返してくれるようになる」と考えるようにしています。
僕の場合は、「自分からあいさつをすれば、相手もあいさつを返してくれるようになる」と考えるようにしています。
思考信託をする際も同様で、「変えられるもの」に焦点を合わせたほうがうまくいきます。
トラスティに対して「なんで教えてくれないんだ」と憤慨するよりも、教えてもらえるような自分に変わっていくほうが、速まわりのようで実は、はるかに近道なのです。
トラスティに対して「なんで教えてくれないんだ」と憤慨するよりも、教えてもらえるような自分に変わっていくほうが、速まわりのようで実は、はるかに近道なのです。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー
ファイナンシャルアカデミーグループ代表、一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。一般社団法人金融学習協会理事長。