■偉人も人の子? 意外な素顔に急接近
—少し余談ですが、福沢さん、ご自身の自伝によりますと、夏は全裸で過ごしているそうですね。
「ははは、お恥ずかしながら。どうしても暑さは勉学の敵でしてな。しかし先日宿舎で女性とドッキリ事件が起きてしまい、全裸は自粛しております……。」(福沢)
—ハプニングはつきものですね。樋口さんは、『一葉』という名前が貧乏からきたネタと聞きましたが。
「そうなんです。インドの達磨大師が『お金がないので一枚の葉に乗って中国に渡ったなう』という投稿がSNSで話題になっておりまして、わたくしも同じような状況でしたので引用させていただきました。」(樋口)
—なるほど。美しい名前にはそんな裏話があったのですか。野口さんは……、お金にルーズでノーベル賞を逃したという話がありますが、本当ですか?
「ひゃ〜情けない話ですが、その通りです。援助してもらったお金を飲み代で使ってしまったり、合コンで使ってしまったり、そこで出会った子に婚約してしまうこともあって……。
ノーベル賞にノミネートはされていましたが、受賞するに至らないお金下手な人間だったと反省しております。僕もファイナンシャルアカデミーに通おうかな〜(笑)」(野口)
ノーベル賞にノミネートはされていましたが、受賞するに至らないお金下手な人間だったと反省しております。僕もファイナンシャルアカデミーに通おうかな〜(笑)」(野口)
■向上心から生まれた目標は、やがて大きな社会貢献に
—いつでも、お待ちしております。最後に、今後の展望を教えてください。
「私は世界の文化に触れることで、自分自身を進化させてきました。なのでこれからは世界の経済を見据えるという意味で、外貨投資に挑戦しようと思います。これまで株式投資は何度もやってきましたので、その経験を活かして次のステップに進もうかと。きっと新しい発見が待ち受けていると思いますので、日本にまた変化が訪れる日を楽しみにしてください。」(福沢)
「わたくしはこれからもライフワークである小説を書き続けます。その傍らで、文章の書き方を本にまとめたり、セミナーを開くなどして、多くの人に届けるのも良いかもしれませんね。ですが好きなことを続けるにはお金と時間が必要だと痛いほどわかりました。ですので経営している雑貨屋の収入をより安定させられるよう、会計学やマーケティングも積極的に学んでいきたいと思います。」(樋口)
「わたくしはこれからもライフワークである小説を書き続けます。その傍らで、文章の書き方を本にまとめたり、セミナーを開くなどして、多くの人に届けるのも良いかもしれませんね。ですが好きなことを続けるにはお金と時間が必要だと痛いほどわかりました。ですので経営している雑貨屋の収入をより安定させられるよう、会計学やマーケティングも積極的に学んでいきたいと思います。」(樋口)
「僕はまだまだ治すべき病気がたくさんあるから、これからも研究を続けていきます!でもお金は人から借りてばかりだからよくない。まずは自分の身近なところから、貯金や節約のクセをつけていきます。自分の力で研究を続けられる自立した人間になったら、世界一大きな病院をつくって、難病に苦しんでいる子たちを笑顔にしてあげたいな!」(野口)
—まだまだ夢は尽きないですね。ありがとうございました。
彼らの表情は、未来の希望を一直線に見つめている。日々テクノロジーや常識が変化する中でも、三人はそれぞれの信念を貫き、自分だからこそ輝くことのできるステージを生きているのだ。彼らと会話ができるのは今回が最初で最後かもしれない。しかし三人のたくましく、前向きな姿勢は、これからも日本の未来を明るい方向へと導いてくれるに違いない。