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2018.10.12
日々の気がかりを整理する
蛍光マーカーで目立たせた「やりたいことリスト」、増え続けるTO DOリスト。どちらも、いつの間にか飽和状態になりがちですね。作業がはかどらないのはスケジュール管理がヘタだからではなく、実は乗り気じゃない自分に気がついていないだけかもしれません.。
やりたいことリストは、あらためて読んでもワクワクするでしょうか。TO DOリストは、本当にやらなければいけないことでしょうか。ときには、いさぎよく削除すべき項目もあります。
さて問題は、ちゃんとした必要性があるにもかかわらず放置されている項目です。このような「気がかり」は、ブレインノートに箇条書きすることで、いったん頭の外へ出してしまいましょう。
なぐり書きでかまいませんし、書いた内容を覚えておく必要もありませんが、はかどっていない原因(と思われること)を付け加えるのを忘れずに。
また、感情を吐き出すためではないので、簡潔な箇条書きにこだわってください。長々と書いてしまうと、夜中に書いたラブレターのようで読み返すのがイヤになります。
ブレインノートは「今」を実感するための外部記憶。いわば新しい脳です。いったんノートに気がかりをゆだねたら、あとは今すぐにできる行動とストレスを感じない作業に集中してください。
気がかりを可視化して現状を把握する
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1日に数回ノートを開いて中身を眺めてみます。可視化された自分のモヤモヤを読み直すと、不思議とすんなり行動に移せるようになっているものと、腰が引けてしまうものにハッキリわかれるはずです。
後者については、本当の原因(本音)を追求する必要があります。ネガティブな記憶が生み出した未来への妄想、「脳の錯覚」である可能性が高いからです。
私たちの脳はおどろくほど親切で、ともすれば際限なく甘やかしてくれます。見たくないものは上手に見えないようにしてくれますし、認めたくない!と宣言すれば錯覚させてくれます。