STAGE 編集部:仮想通貨も出てきて、お⾦⾃体がインターネットになるという考え⽅もあります。
佐渡島さん:未来のお⾦がどうなるのか、全く想像がつかないですよね。AI が圧倒的な情報量を処理できるようになって、AI に預けておけば、お⾦も理想的にある程度増えていく状況ができあがる。今のAI と⼈間の戦いだと、AI に預けている⼈のお⾦だけが増えていくということが起きていると思うんですが。でも全部のお⾦が同時に増えることは、起こりえないから、全員がAI に預けたらどうなるのか。お⾦の価値が下がってしまうのか。
STAGE 編集部:宇宙はワクワクする。⼀⽅、お⾦はワクワクしますか。
佐渡島さん:ワクワクする⼈も多いでしょうけど、僕⾃体はお⾦っていう物は、そのツールでしかないと思っています。お⾦にワクワクするような⽅法を選ばない⽅が、何かを成し遂げるだろうなっていうふうに思っていたので。ある種お⾦にワクワクしてしまう思考をどう脱するかというのが昔の僕の課題でもありましたね。今はもう、お⾦はあったらいいなっていうぐらいにしか思わないです。やりたいことのためにいっぱいあれば楽なのになとは思うんだけど。ワクワクにはつながらないですね。
STAGE 編集部:では、佐渡島さんにとって今1 番のワクワクとは。
佐渡島さん:クリエイターが、⾃由に作品を発表できるようになって、こだわった良い作品が発表できる世界が来るっていうのが⼀番ですね。僕はそれを読者としてより楽しむっていうことがしたいと思っているわけです。
あまりに⽬標が⼤きくて捉えにくいので、世界がそちらに進んでいってるかどうかが、なかなか確認できないんです。でも、ちょっとずつでも進んでいるかなって感じる時はワクワクします。
それは、僕がそこを「ワクワクする場」として⾃分の中で決めたからなんですよ。
あまりに⽬標が⼤きくて捉えにくいので、世界がそちらに進んでいってるかどうかが、なかなか確認できないんです。でも、ちょっとずつでも進んでいるかなって感じる時はワクワクします。
それは、僕がそこを「ワクワクする場」として⾃分の中で決めたからなんですよ。
⼈と宇宙は近づくけれど、⼈とお⾦は遠ざかっていくと思う。佐渡島さんは、信⽤をお⾦に替えていると、そのロスが⼤きいと考えています。お⾦の未来については次の記事へ
時価総額測定不能!地球3個分のダイヤモンドでできた驚きの惑星

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