2019年9月27日 更新

ソムリエが教えるワインの産地別の特徴・よく合う食事

2019年現在、世界中でさまざまなワイン造りが行われています。ニュー・ワールドと呼ばれるアメリカ合衆国やチリ、オーストラリアなどのワインも大変魅力的ですが、今回はワイン造りの歴史が長い国の産地ごとのワインの特徴と、それぞれのワインに合う食事について紹介します。

2019.9.27

伝統的なワインの産地・特徴1:フランス

ワイン王国フランスの中でも産地ごとに特徴が異なり、各地に郷土料理があります。今回はブルゴーニュ地方とボルドー地方に的を絞ります。

ブルゴーニュ地方

ブルゴーニュ地方の中心都市であるディジョンには、パリから高速列車T.G.V.で約90分で行くことができます。
この地方のワインは、主に単一品種(白ワインはシャルドネまたはアリゴテから、赤ワインはピノ・ノワールまたはガメイから)で造られます。
同じ生産者が、同じ村の隣り合う畑から、味わいや価格が全く異なるワインを造ります。
畑の違いを比べて楽しむことができるため、多くのワイン愛好家を惹きつける。

この地の郷土料理は雄鶏の赤ワイン煮込みやハムとパセリのゼリー寄せ、また風味の強いウォッシュ・タイプのチーズもあります。
シャルドネの白ワインのタイプは幅広く、生牡蠣から甲殻類、白身肉など合わせると料理の幅も広くなります。
ピノ・ノワールの赤ワインは比較的渋みが穏やかで軽やかな雰囲気がありますので、鴨のローストや上述しました鶏の煮込みなどと合わせると良いでしょう。

ボルドー地方

フランス南西部にボルドーの町があります。その周辺がボルドー地方とされ、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロを主体とした重厚なタイプの赤ワインやソーヴィニヨン・ブランを主体とした爽やかな白ワイン、またセミヨンを主体とした貴腐ワインなど様々なタイプのワインが造られています。

郷土料理は、エシャロットを添えたボルドー風牛肉のステーキや、うなぎのワイン煮込みなどがありますが、こちらは赤ワインと。また、白ワインと共にボルドーに近いアルカッション産の生牡蠣や、貴腐ワインと合わせたい焼き菓子カヌレなどがあります。

伝統的なワインの産地・特徴2:イタリア

イタリアは全20州でワイン造りが行われています。的を絞って、2大銘醸地と言えるピエモンテ州とトスカーナ州を紹介します。

ピエモンテ州

イタリア北西、トリノを州都とするこの州で、イタリアを代表する赤ワインのひとつであるバローロが生まれます。バローロ村周辺で栽培される黒ぶどう品種ネッビオーロから造られ、複雑で豊かな香り、豊かな渋みを含むヴォリュームのある味わいは世界的に見ても類の無いワインです。ジビエなどしっかりとした味わいの肉料理が欲しくなります。

また、この州の有名な料理にバーニャ・カウダがあります。アンチョビ、にんにく、オリーヴ・オイルのソースに野菜を付けて食べる料理で、この州で産出される白ワイン、コルテーゼという白ぶどうから造られるガヴィを合わせると間違いないことでしょう。

トスカーナ州

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