2019年7月1日 更新

問題を正しく速く解決できる人の4つのステップとは

変化の激しいスピード感あるビジネスの現場において、さまざまな問題を正しく適切に解決していくということは簡単ではありません。 寺下薫著『世界一速い問題解決』 より、どんな問題であってもスピーディーに実行できるメソッドをご紹介します。

gettyimages (41155)

2019.7.1

正しく早く問題解決していく力

1%。突然ですが、この数字は何を表していると思いますか?答えは「正しく問題解決できる人」の割合で、私の経験値から導き出した体感値です。
3ページより引用
外資系企業を経てYahoo!JAPANに入社した著者は、レスキューコールセンター等の立ち上げや人財育成部門の責任者として従事してきました。現在は、ヤフーにいる約1,000人の管理職トレーニングに関わりつつ、外部において多数の講演を行っています。
社内社外の管理職クラスを集めて問題解決養成塾を開催している著者ですが、本当に正しく問題解決できる人は、極めて少ないといいます。著者自身も、かつて次々に起きる問題に頭を抱えて苦労した経験をしてきたのだとか。だからこそ、悩めるビジネスパーソンの力なるために、このような研修を実施するようになったのです。
一口に問題といっても、いろいろなパターンが考えられます。「売上が伸びず、目標の数値に届かない」「顧客からクレームが相次いでいる」等、日々多くの現場で問題は勃発しています。
ヤフーでは現場で起こる問題を確実に解決することは当たり前なことであって、同時にスピードが求められているのだといいます。インターネットや携帯電話の世界でサービス展開しているヤフーやソフトバンクは、どちらもスピードを重視している会社。ちょっと速いくらいでは勝ち抜いていけないといえるでしょう。
AIの技術革新がより進んでいくこれから、どんな業種であっても正しく早く問題解決していく力は必須スキルになりそうです。
Time.

Time.

最初の10分が正しく問題解決するカギ

問題に直面した後、最初の10分の使い方で、超速で問題を解決できるかどうかの9割以上が決まるといっても過言ではありません。
37ページより引用
スピードが大事といえ、問題が起きたときにはいったん立ち止まって考えることが大事であるという著者。初歩を間違えると解決策を誤り、問題がかえってこじれてしまうこともありそうです。だからこそ、最初にいったん立ち止まって考える。その時間はおよそ10分なのだとか。この使い方次第で、問題解決の着地点が決まるといっても過言ではなさそうです。
そして、気をつけるべきは、自身の過去の経験則でアタリをつけて行動に出ること。大きなトラブルに対応することになったときに、お手上げ状態になってしまいます。思いつきの解決策ではなく、超速で正しいステップを踏み、70点以上の解決策を導き出して実行することが大事なのだといいます。

正しく速く問題解決する力を身に付ける4つのステップ

26 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

アウトプットで試されるリベラルアーツ力|企業が期待する教養

アウトプットで試されるリベラルアーツ力|企業が期待する教養

クリティカル・シンキングの力や国際性が重視されるビジネス環境となった今、リベラル・アーツ研修や講習に参加する社会人が増えています。リベラル・アーツの知識を深めることも大切ですがその知識をアウトプットする力が重要です。
タスク管理が必要な理由とは?業務を効率化するメリットと方法

タスク管理が必要な理由とは?業務を効率化するメリットと方法

業務を効率化できるタスク管理。その名前は知っているけれども、実践の方法がわからないという方は少なくないかと思います。そこで今回はタスク管理のメリットと、その方法を説明します。業務を効率化すれば、プライベートを充実させることもできるでしょう。
ビジネスでプロジェクトを成功させるには「生産的な対立」が必須

ビジネスでプロジェクトを成功させるには「生産的な対立」が必須

ビジネスにおいて「対立」が避けられないことはよくある話です。しかし、同僚や上司との「討論」は生産性を高めるには必須であると語るのは「手ごわい問題は、対話で解決する」の著者であり、数々の紛争を分析してきたアダム・カヘン氏です。カヘン氏の主張を交え「生産的な討論」について考えます。
マルチタスクができなくても仕事の処理能力は上げられる!3つの方法

マルチタスクができなくても仕事の処理能力は上げられる!3つの方法

仕事は効率良く行うためには、短時間に複数の仕事を進めるマルチタスクができればよいのでしょうか。実はそのようなマルチタスクは逆に仕事の効率を下げることが知られています。 そこでマルチタスクに頼らない仕事の処理能力を上げる方法を説明します。
カレンダー形式でToDo管理できるツール「Asana」が優秀!

カレンダー形式でToDo管理できるツール「Asana」が優秀!

一日二日では終わらない仕事。たとえば、原稿を締め切りまでに仕上げるといった中長期の仕事を管理するツールで思い浮かぶのは、カレンダーという人が多いのではないでしょうか。 今回は、タスク管理ツールでは珍しい、カレンダー表示機能のタスク管理ツール「Asana(アサナ)」をご紹介します。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ナカセコ エミコ ナカセコ エミコ