2018年4月23日 更新

家族全員が豊かな未来を築くために

お金がもっと欲しいと思って取った行動が、実は、お金を遠ざける結果になっているかもしれません。NG行動に気づき、 “発想"を少し切り替えることで「お金持ち体質」が手に入ります。泉正人の最新刊『お父さんのこづかいは減らすな』より特別編集編をお届けします。

 さて、それらの子供の教育・習い事にかかるお金は、決して小さな額ではありません。
 習い事をいくつか掛け持ちすれば月に数万円かかるのが当たり前です。塾や予備校も加えれば、毎月10万円以上の教育費をかけている家庭もあるのではないでしょうか。
 この教育費を、何も考えずにかける親はいません。必ずリターンを考えているので、教育費は投資と言えます。そのリターンとは、知識やスキル、感性など、その子が社会に出て生活に困らないための力を身につけることです。
 9年間の義務教育、7年間の高校・大学での教育、それとは別にたくさんのインプットを受けた子供たちは、20代でやっと社会に自分の価値を提供して、月間20万円前後の給料をもらうようになるのです。
 では、あなたの子供が社会人になった時から、インプットをストップさせたとしたら、5年後はどうなるでしょうか?
 おそらく、あっという間に同期との差が開いてしまうでしょう。活躍する場もなくなってしまうでしょう。もちろん収入も、同期と比べて少ない水準になってしまいます。
 幼少期から十数年という期間と多額の費用をかけて教育した効果が、5年間インプットをストップしただけで、途端に薄れてしまうことになります。特に、ITなどの技術の変化・進化が激しい時代ではなおさらでしょう。
gettyimages (9899)

 では、お父さんの例に戻って考えてみましょう。
 現在、会社で活躍しているお父さんが65歳で定年を迎えるまでの期間は、30歳の人なら35年、40歳の人なら25年、50歳の人でも15年もあります。
 平均寿命100年時代と言われ、少子・高齢化が進んでいる今、年金制度が苦しくなるのが目に見えています。年金支給額が減ってしまうと生活が苦しくなるため、誰もが75歳くらいまで働くことがいずれ普通になるでしょう。
 そうなると、今30歳の人ならこの先45年、今40歳の人なら35年、今50歳の人でも25年働き続けなければ、普通の生活ができないことになります。
 そのような社会変動が起こっている今、「家計が厳しいからしょうがない」とこづかいを減らし、お父さんのインプットを減らすという判断は、家族全員の未来のためにはなりません。多くのインプットにはお金がかかります。さらに、インプットがないと、よいアウトプット(つまり質の高い仕事)を生み出せません。
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この記事のキュレーター

泉 正人 泉 正人
お金の教養講座