2017年10月26日 更新

眠りの自己破産を招く「睡眠負債」。ピンチを乗り切る裏ワザとは?

なかなか眠れない人、寝ているのに疲れがとれない人、昼間に眠くなってしまい仕事のパフォーマンスが上がらない人…etc。書籍『スタンフォード式 最高の睡眠』から、何らかの理由で自分の睡眠時間に満足できていない人の悩みを改善するための情報やヒントを探ってみたいと思います。

逆にこの90分の眠りを邪魔する実験をしたところ、人の脳波は残りの睡眠時間もバラバラのまま決して元に戻ることはなかったことからもその重要性が示されました。6時間睡眠の人と8時間睡眠の人がいた場合、眠りはじめの質によっては「6時間睡眠の人の方がぐっすり眠れる」ことだってあるのです。
近年、筋力トレーニングなどの分野では「量より質」という考えが浸透していますが、じつは睡眠も同じ。これは目からウロコでしたが、本書で示されたデータを見れば納得がいくでしょう。

スタンフォード式「最高の睡眠法」とは?

istockphoto (5656)

本書の第3章ではより具体的に「黄金の90分」の睡眠を深くする方法を紹介しています。
カギを握るのは「体温」と「脳」のスイッチ。これを日常のちょっとした工夫により切り替えることで入眠をスムーズに迎え、その効果を最大まで高められるのだそうです。
例えば、体温のスイッチを入れるためには寝る90分前に入浴するのが効果的。ただ時間がない人は寝る直前に「ぬるめのシャワー」でもOK(もっといいのは足湯!)。という具合に紹介。自分の生活スタイルに合った方法を選択することができると思います。
そして個人的にかなり役立ちそうに思ったのが、本書のいろんな場所で紹介されていた「睡眠の裏技」とでもいうべきテクニック。とりわけ時間のないビジネスマンには有用な情報が盛りだくさんです。

ピンチを乗り切る「睡眠・目覚めの裏技」

thinkstock (5658)

まずは「どうしても資料を作らないと…な夜の過ごし方」。
こんなときに最適なのは、眠気があるなら寝てしまい、最初のレム睡眠のタイミングで起きて仕事をすること。つまり「10分だけ寝る」などではなく90分間寝ることで、ゴールデンタイムの効果を得てから起きる睡眠法。徹夜をするよりも格段に仕事の効率が上がるのだそうです。
さらに、目覚めをよくする方法として、朝コーヒーを飲むならテイクアウトにすることを勧めています。覚醒物質として有名なカフェインですが、じつは会話や歩く刺激と共に摂取することでより効果が高まるのだとか。これはすぐにでも始められますね!
「黄金の90分」で睡眠の質を高めながら、どうしても忙しいときはこうした対処法で乗り切る。こうして少しずつでも「睡眠負債」を返済していきたいものですね。
gettyimages (5670)

35 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ショッピングで心身ともに健康になる科学的な理由とは

ショッピングで心身ともに健康になる科学的な理由とは

ショッピングは気分を高揚させてくれる一方で、散財してしまったという罪悪感にも悩まされるもの。 ところが、科学的にもショッピングには健康に寄与するさまざまな効能があることが証明されました。なぜ、ショッピングが健康に良いのでしょうか
テストステロンを安定して増やすためのストレス解消法

テストステロンを安定して増やすためのストレス解消法

やる気や集中力に関係するテストステロン分泌とストレスには深い関係があります。そこで今回は、テストステロン分泌を促すためのストレス解消法について解説していきます。ポイントは精神的な「休養」と、ストレスの「緩和」「解消」の3点です。
自分にとって本当に必要なモノを選び取るための考え方とは

自分にとって本当に必要なモノを選び取るための考え方とは

衣食住において、モノを選ぶ機会は多くあるものです。しかし、人からどう見られるかに基準を置いていると、見極めが分からなくなってしまいます。一田憲子著『暮らしに必要なものは、自分で決めていい。』 より、必要なモノを選ぶ考え方をご紹介します。
 思考を深め人間力を高めるための読書方法とは

思考を深め人間力を高めるための読書方法とは

ネットで情報が溢れる時代に、本を読む意義はどこにあるのでしょうか。思考力を深めつつ、豊かに人生観を身につけることができる読書の仕方を知りたいものです。
高血圧対策におすすめのエクササイズ 症状別に4つ解説

高血圧対策におすすめのエクササイズ 症状別に4つ解説

血圧が高めの時に「頭痛を感じる」「体が重くなる」「ふらつく」などの症状があらわれることはありませんか?このような時はエクササイズをすることで、症状を軽くするのと同時に血圧対策も行うことができます。そこで今回は、 症状別の高血圧対策を解説していきます。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

STAGE編集部 STAGE編集部