1-4 ステータスを手早く理解してもらえる
富裕層は同じように資産を持つ人との交友を持ちます。そこにビジネスチャンスがあるからです。
そこで初対面の富裕層に自分のステータス(つまり社会的な地位)がどの位置にあるのかをひと目で理解してもらうために、高級車を保有します。
2 高級車購入は浪費ではなく投資と考える富裕層
高級車は決して自己満足のアイテムではなく、富裕層にとっては投資対象でもあります。
2-1 高級車は価値が下がりにくい
高級車を投資として考える富裕層は、リセールバリュー(売却する時の価値)が高い高級車を購入します。
国産車ではトヨタ車にレクサスをはじめ、リセールバリュー が高い車種が多くありますが、外国産の高級車ではフェラーリやジープが中古でも価値が下がりにくいことで知られています。
2-2 楽しんだ後に売れる
富裕層はその思考が徹底して費用対効果を基準としたものとなっています。高級車も単に好みで選ぶのではなく、リセールバリューが高いものを選ぶ傾向があります。
そのため、車の運転を楽しむ富裕層は高級車の買い替え時に有利に売却しています。フェラーリやランボルギーニなどは走りを楽しめるうえに、売却時にも高く売れるので富裕層に人気があります。
2-3 税金対策や相続対策もできる
高級車を投資と捉えるならば、減価償却による税金対策にも役立ちます。
普通車の減価償却の耐用年数は6年ですが、登録から4年を過ぎた場合には耐用年数は2年で固定されます。つまり2年間で購入費用を減価償却費として経費計上できるということです。