2019.4.1
幸せは自分から掴みにいく
ある夜、著者は友人のアシュリーや他の友人たちと一緒にニューヨーク・ソーホーの隠れ家バーに集結。お店の雰囲気を楽しみながら、楽しいおしゃべりのひと時を過ごします。しかし、化粧室から戻ったアシュリーは、その店の化粧室の扉がなかなか開かないと皆に告げます。
そんなアシュリーに心配してついていった著者ですが、アシュリーが力を込めて化粧室の扉を押してしまい、バキバキっとすごい音とともに扉が内側に倒れていくのを目のあたりにします。実は、その扉は押すのではなく引き戸だったのです。すぐさまウエイターが飛んできて、「大丈夫ですか?」と問いかけると、「I’m OK…….」と答えたアシュリー。
結局、この件は大事にはならず、笑い話として終結したようですが、著者はこんなことを気づきます。とにかく一歩を踏み出すことがいかに大事であるかということ。
人生において目の前の扉がどんなに強固なものであっても、ただ開くのを待っているのではなく、自分で開けて入ろうとする「強さ」と「勇気」を持つことがいかに大事であるか。幸せになりたければアクションを起こし、自分で扉をあけて入っていかなくては幸せを掴めないということがわかるようです。
たとえば、就職活動や大切な会議などにおいて、どんなことでも会場の扉を自分で開けて一歩中に入ることから、すべての結果につながってきます。ダメかもしれないと自分で最悪のケースを考えすぎてしまっては、何も始まりません。
人生において目の前の扉がどんなに強固なものであっても、ただ開くのを待っているのではなく、自分で開けて入ろうとする「強さ」と「勇気」を持つことがいかに大事であるか。幸せになりたければアクションを起こし、自分で扉をあけて入っていかなくては幸せを掴めないということがわかるようです。
たとえば、就職活動や大切な会議などにおいて、どんなことでも会場の扉を自分で開けて一歩中に入ることから、すべての結果につながってきます。ダメかもしれないと自分で最悪のケースを考えすぎてしまっては、何も始まりません。
不安の虫が顔を出しそうになったときの対処法は、自分を信じることであり、自分で自分を高く評価していくことが重要だといいます。たとえ、悪い結果になっても、それは貴重な体験の一つであり、何よりも自分の価値を自分で下げないと決めることがポイントです。
自分で扉を開けて幸せは自分の足で掴みにいくという姿勢を、ニューヨークでたくましく生きる女性たちから学ぶことができます。
自分で扉を開けて幸せは自分の足で掴みにいくという姿勢を、ニューヨークでたくましく生きる女性たちから学ぶことができます。
ニューヨーカーは日曜日の午前中にこだわる
休日の日曜日といえば、日本では疲れ果てて、つい朝寝坊してしまうビジネスパーソンが多いのかもしれません。
ニューヨークの街の様子は、少し違っているようです。日曜日の朝は、トレーニングウエアに身を包んだ人をたくさん見かけるのだといいます。
ランニングする、自転車に乗る、ジムに向かう、ヨガマットを抱えている……。見ているだけで清々しい朝の光景ですが、そんな人々に紛れて、ニューヨークで生きる著者自身も、どんなに眠たい日も、空手の稽古に向かいます。
ランニングする、自転車に乗る、ジムに向かう、ヨガマットを抱えている……。見ているだけで清々しい朝の光景ですが、そんな人々に紛れて、ニューヨークで生きる著者自身も、どんなに眠たい日も、空手の稽古に向かいます。
とはいえ、24時間眠らない街・ニューヨーク。翌日が休みだと思うと、土曜日の夜は夜更かしをしたり、自由に過ごす人も多いのだとか。しかし、日曜日の朝は目が醒めるまで思う存分眠るのではなく、いつも通りに起床。トレーニングウエアに袖を通して、午前中は運動を楽しむのがニューヨーク流です。
しかし、それだけでは睡眠時間や休息が十分に取れないということにもつながります。ニューヨークでは、午前中をいつも通りに起床して体を動かす代わりに、午後はゆったりする時間に当てる人が多いようです。休むだけではなく、のんびりショッピングをしたり、美味しいブランチをとったり。そして、翌日から始まる一週間に向けて、早めに就寝する。そうすることで、翌朝、月曜日の目覚めは快調なのだといいます。
厳しくするときには、あくまでビシッと。自分を甘やかすときには、緩やかに。時間に使い方にメリハリをつけることで、心身が引き締まり、爽やかな気分で24時間を過ごすことができるようです。
ニューヨークに住む人々は、日曜日の時間の使い方が上手。だからこそ、次の一週間が素晴らしいものになっていくのかもしれません。
ニューヨークに住む人々は、日曜日の時間の使い方が上手。だからこそ、次の一週間が素晴らしいものになっていくのかもしれません。