2017.8.24
タレントのボビー・オロゴンさん。『さんまのSUPERからくりTV』で街頭インタビューに出演すると、そのおかしな日本語でたちまちお茶の間の人気者に。その後は、バラエティ番組で活躍を続ける一方、格闘家にもチャレンジしました。
実はボビーさんは、実業家・投資家としての顔も持っています。しかも着実に結果を出されていて、家は全部で3軒、千葉には敷地が200坪に及ぶ別荘を持っているそうです。
父から学んだお金との付き合い方
STAGE編集部:ボビーさんはどんな幼少時代を過ごされたんですか?
父は貿易会社をやっていて、7人の奥さんと34人の子どもがいる大家族でした。父の背中を見ていたので、やっぱり人間はビジネスしかないと思っていました。他の道はあり得ないという感じで、僕としてはビジネスをやらないと男じゃないって5歳ぐらいから感じていましたね。世界を作るには商売しかないだろうって。
7歳ぐらいになると、父の会社に連れていかれて、お金を数えさせられるわけ。それで「数えるの大変だろう? 稼ぐのはもっと大変だよ」と言われた。だから、お金を数えても、そのお金は絶対にくれない! 見せるだけ!
頑張ったら、これぐらい稼げるとわからせようとしてたわけ。「お父さんは儲かっている。でも、これは僕の分じゃない」とハッキリわかりました。
STAGE編集部:子どもの頃からお金に触れていたんですね。
父は、勉強するよりも体で感じた方がいいという考えだったので、何かやることに反対しませんでした。
子どもながらに商売を始めようと思って、何ができるかって必死に考えたんです。それで、もらったお小遣いでハムスターを買ったんですよ。それを育てて増やして売りました。そのお金で今度はニワトリを買って、次はウサギを買って、その次はヤギ。最後は牛にまでたどり着きました!
ナイジェリアで牛を飼うのはすごいステイタスなんですけど、高校の時には普通に牛を買えるようになったんです。ハムスターが牛になったんだから、投資としては成功でしょ!
ナイジェリアで牛を飼うのはすごいステイタスなんですけど、高校の時には普通に牛を買えるようになったんです。ハムスターが牛になったんだから、投資としては成功でしょ!
STAGE編集部:父親の影響で小さい頃からビジネスを肌で感じてきたボビーさん。そこには日本ではなかなか経験できない大きな学びがあったという。
日本では「お金儲け」というと少し嫌らしいイメージがあるかもしれないけど、嫌らしい理由は何ですかね? お金を嫌いな人っていますか? 海外だと「お金儲け」が悪いっていう考えはないんですよね。むしろ、お金がないと生きていけないし、お金儲けは嫌らしい事じゃなくて才能みたいなもの。才能があるのは悪いことでも何でもないよね?