2019年4月11日 更新

〈村上佳菜子〉ソチオリンピック後、浅田真央と「引退」について語った日

2010年「世界ジュニア選手権」に優勝して頭角を現すと、「ソチオリンピック」シーズンには序盤の不調を覆す大逆転劇を演じて代表切符を獲得。輝かしい成績を残して2017年にフィギュアスケート競技生活からの引退を表明しました。現在はプロとしてアイスショーに出演しながら、その笑顔をバラエティ番組で見る機会も日に日に増えている村上佳菜子さんの人生の軌跡とは?支えてくれた家族との絆、そして同じリンクで育った浅田真央さん、宇野昌磨選手とのエピソードも明かしてくれました。

2019.4.3

フィギュアスケートとの出会い。

STAGE編集部:伊藤みどりさんや浅田舞・真央姉妹、宇野昌磨選手を輩出した「大須スケートリンク」でキャリアをスタートした村上さん。フィギュアスケートを始めたきっかけは?
村上:6歳年上の姉がいて、その影響で3歳のときにはじめて氷の上に立ちました。父が仕事休みの日曜日だけ一緒に滑っていたというのはなんとなく覚えているんですけど、まだ物心つく前でしたね。当時は私よりもむしろ母の方が熱心で、怒られた時も「なんで怒られているんだろう?」と思っていました。
それでも、姉にだけは絶対負けたくなかったんです(笑)6つ離れていると何をしても負けてしまうので、なんとか「スケートだけは!」と思って頑張りました。それから、より本格的に練習するようになったのは小学3年生のとき。強化選手に選ばれて海外の試合に出たのがきっかけです。
STAGE編集部:トップを目指すためのハードなトレーニングがスタート。
村上:リンクでの練習のほかに、バレエをはじめタップ、ヒップホップ、ジャズなどトータルなダンスを習っていました。うちの近くのダンススタジオに夜11時、12時までいて、そのまま帰って、寝て、学校に行って、また練習に行ってという毎日。起きている間はすべて動いている時間。座っていたのは移動か学校の授業中かぐらいじゃないでしょうか(笑)
STAGE編集部:すべてがスケートのための生活のなかで学校は?
村上:正直、小中学生の頃、学校はあまり好きではなかったですね。大会などで学校に行けなかったりもするときもあり、そうすると、なかなか話題についていけなくて会話に入れなかったり…でも大好きだったのは給食の時間です!
フィギュアスケートは体重の管理もしなくてはいけないので、普段の外食では母に「たくさん頼んでいいから一口ずつにしなさい」や、定食を頼んでも「最後の一口は残しなさい。その一口で変わるから。」と言われていたんです。その反動というか、元々食いしん坊なので誰にも見られていない給食だけはたくさん食べていましたね(笑)

村上佳菜子を育てた「もう一人の母親」の存在

STAGE編集部:世界初のトリプルアクセルに成功した伊藤みどりさんをはじめ、浅田真央さん、宇野昌磨選手などを指導した恩師、山田満知子コーチとの関係とは?
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