2017年9月12日 更新

世界一タメになる投資マンガ「インベスターZ」に 学ぶ“人生”と“投資”の極意 ~後編~

投資をテーマにした大人気漫画「インベスターZ」。そのストーリーには毎回、〝投資の鉄則〟〝勝利のオキテ〟が登場する。その内容は、株式投資マーケットで生き残るだけでなく、人生をサバイブするうえでも大いに役立つ。

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2016.2.8
マーケットでの損は取り返せるが、人生での失敗は時に致命傷になる。「人生」という最大の投資で成功するために、「インベスターZ」に登場する朱玉の言葉を紹介しよう。

06.楽しくなければ続けられない

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世界最強の投資集団、ヘッジファンド。他人のお金を預かっている年金基金や通常の投資信託などはリスクを減らした安定運用が大前提なのでボロ株への投資は行わないが、ヘッジファンドは、同じように他人のお金を預かりながらも、ボロ株に投資し、大きなリターンを狙う。

その鍵を握っているのが「セームボート」という単語だ。多くのヘッジファンドは他人からの資金に加えて、自分の資金を一緒に運用している。お互いの資金が同じボートに乗っていることで、お金を預ける側は“ファンドマネージャーは自分のお金を失わないように必死で運用するだろう”と思えるし、ファンドマネージャーは、絶対的な収益を生むために頑張るのだ。

リスクが大きい投資は、エキサイティングだ。このゲーム性こそが、本気で投資を続ける原動力になる。人生も、リスクを避けるばかりではつまらない。大きなリターンを得るために、エキサイティングに楽しもう。

07.決断とは“切って離す”ことなんだよ

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「何をしてきかたと同じぐらい、何をしてこなかったかを誇りたい」。これはスティーブ・ジョブスの名言だ。

数年前から断捨離がブームになっているが、これは投資においても同じことがいえる。投資の世界では、両手では収まりきれないほどの分析方法が存在する。これらのすべてで100%間違いない買いのサインが出てから投資をしようと思っていたら、チャンスは永遠に巡ってこない。

石橋を叩いてばかりの人生も然り。待ち受けているのは“機会損失”だ。切って離す勇気こそが、前進につながるのだ。

08.健全な自己否定力を身につけ、手段ではなく目的を達成する

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傲慢な人間は、なぜしっぺ返しを食らうのだろうか。それは、傲慢になると、偏った善意や正義感で判断しようとする傾向があるからだ。

株式投資でも、ルールや基礎をきちんと理解し、鉄則を守ることが出来れば比較的誰でも利益を上げることができる。にもかかわらず、成功を重ねると自分の直感や理論が正しいと思い込み、結果として損失を被ることがめずらしくない。

いきすぎた自己否定はよくないが、健全な自己否定力は投資においても人生においても目的を達成へと導いてくれる大きな力になる。

09.投資に一番大切なことは、未来を予測する力

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投資において過去の歴史を学ぶことは重要なことだ。この学びを怠る人に成功者はいない。しかし、歴史を学ぶことだけで満足した人に成功者はいない。成功するためには、歴史を学び、それを糧に未来の予測をする力を身につける必要がある。

ジョージ・ソロスと共に世界最強のヘッジファンド、クォンタム・ファンドを設立したジム・ロジャーズもこう言っている。「歴史書や哲学書から歴史的教訓に学び、ものごとに対する洞察力を磨く。そうすれば大局をつかむことができるし、将来の変化も予測できる」と。

人生も、行き当たりばったりでは成果を生むことは難しい。今できる限りの知恵を絞り、シナリオを立てよう。そして、時間とともにそのシナリオを修正し続けよう。
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渋谷 豊 渋谷 豊
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