2019.7.17
フレームワーク⑤ 思考信託 小さいところ (思考)から思考信託してみる
ここからは、 いよいよ実際に思考をまねる段階に入っていきます。
まず、なぜトラスティがそういう思考になったか、そして、なぜ自分にはないものをもつようになったのか、その経緯を考えてみます。
トラスティの生き方やまわりの人脈、行動、仕事などから想像してみましょう。
たとえば、トラスティがワインを飲むのは、ただ酔っぱらって気分が良くなりたいわけではなく、「ワインは世界共通の文化で、人との関係をなごやかにする力のあるもの」という「ワインを飲む思考」にもとづいてワインを飲むという行動をしています。
また、トラスティがパリによく行く人ならば、その裏にはやはり思考があります。 繰り返しになりますが、行動の裏には思考があるのです。
思考をまねるためのいちばんのトレーニングは、
トラスティの思考や行動を自分に置き換えて考えてみることです。
「トラスティならどう考えるだろうか、どう行動するだろうか」と想像してみると、 自分とその人の考えの違いが見えてきます。
その人が手に入れているものと、自分が 手に入れていないものもはっきりします。
それらの違いこそが、自分のたりないところです。
このように、思考や行動を置き換えてみると、自分の思考や行動を変えなければいけないことがわかり、自然と得られる結果も変わってきます。