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2020.3.31
罪悪感を覚えやすい人は要注意
罪悪感を覚えやすい性格の人は、ジムに通えない期間が長ければ長いほど、罪悪感や焦燥感が強く出てしまいます。これは、性格に加えジム通いが日常の一部になっているため起きることです。毎日お風呂に入ることや歯を磨くことと同じで、やらないと気持ち悪くなってしまうわけです。運動においても同様で、たとえば10年以上ジョギングしている人は、雨や雪の日でも外を走りたくなります。走れない場合は、心身の不調を招いてしまうことがあるのです。
次の項目に当てはまる場合、罪悪感を覚えやすい傾向が強いため注意してください。
・「~しなければならない」と思うことが多い
・自分が決めたとおりにジムに通わないと効果が得られないと思っている
・はっきりとした目標やゴールがある
・完璧主義者と言われることがある
・頑固な性格である
・「~しなければならない」と思うことが多い
・自分が決めたとおりにジムに通わないと効果が得られないと思っている
・はっきりとした目標やゴールがある
・完璧主義者と言われることがある
・頑固な性格である
もし多くの項目に該当する場合は、次からの説明するように決して罪悪感を覚える必要はなく、むしろチャンスだということを実感してください。
ジムがすべてではない
はじめに、ジムがすべてではないことを認識しておいてください。ジムにしかない設備は多いでしょう。自宅ではできないレッスンがあるかもしれません。しかし、ジムに通えない期間を良い機会と捉えることが大切です。これにははっきりとした理由があります。それは「筋肉は刺激が変化することで進化する」ということです。そのため、一定期間トレーニングをジムで行わず自宅で行うことが、目標達成への近道になる場合もあります。ジムでのトレーニングがマンネリ化していて体の進化が止まっていた場合は、特にチャンスです。「ジムに通えない期間=ジムではできないことを実践する期間」にしてみてください。このように根拠あるマインドセットを最初に設定しておくことで、焦りや罪悪感を覚えやすい人でも、意識はもちろん行動も変わってくるでしょう。
ジムでの成果をおさらいする
ジムでの成果を振り返ってみる期間として使うこともおすすめです。一定期間ジムに通ってどのような変化があったかを、数値や見た目で確認してみましょう。もし最近変化がほとんど感じられなかった場合は、ジムに通わないことでプラスに働く可能性のほうが高いです。このように、一度立ち止まってフィードバックを得ることで、本当に目標やゴールに向かって順調に進んでいたか確認することができます。
自宅でしかできないことをやってみる
ジムに行かないからといって何もしないのではなく、自宅でできることを積極的に行いましょう。ダイエットの基盤となる基礎代謝アップや筋肥大のためには、筋肉量の増加が不可欠です。そのためにはトレーニング内容に変化が必要です。自宅で行いやすいのは、自分の体重を利用する自重トレーニングや軽い重量で行う低負荷トレーニングでしょう。
負荷が強くないと筋肉量は増えないと思っている人は少なくありません。しかし、低負荷でも全体的な負荷量が多ければ筋肥大効果を得られることが研究論文で発表されています。つまり、自宅でできる自重トレーニングや低負荷トレーニングでも、筋肉に強い刺激が得られるということです。また、ジムとは異なる筋肉への刺激によってトレーニング効果が上がりやすくなります。さらにジム通いが再開した後は、自宅でのトレーニングを挟んだことで、より高い効果が期待できます。ただし、家で行うトレーニング方法を工夫することは必要です。
重要なのはネガティブを意識すること。ネガティブとは、トレーニングで筋肉を伸ばす際の動作を言います。たとえばプッシュアップ(腕立て伏せ)では、腕を曲げて胸を床につける際の動作を指します。上体を持ち上げる2~3倍の時間をかけてゆっくり上体を下ろしてみましょう。また筋肉に限界が来るまで行い、セット数を最低3セットなど多くすることも重要です。そうすることで、筋肉に十分な刺激を与えるための総負荷量をスムーズに増やすことができます。