からです。
ちなみに、トラスティは親、配偶者、子どもなどの家族や先輩、後輩、同僚などの会社関係者の場合もありえます。
彼らの多くは身内や、親しい間柄なので親身になってアドバイスをしてくれるケースが多いと思いますが、そのときは、慎重に判断しなくてはいけません。
ちなみに、トラスティは親、配偶者、子どもなどの家族や先輩、後輩、同僚などの会社関係者の場合もありえます。
彼らの多くは身内や、親しい間柄なので親身になってアドバイスをしてくれるケースが多いと思いますが、そのときは、慎重に判断しなくてはいけません。
本田直之さんが執筆された『カラダマネジメント術!』(マガジンハウス)の中には、このような記述があります。
「いちばんよくないのは、周りのちょっとできる人に聞いて、その人のアドバイスを鵜呑みにすること。ゴルフでも何でも教えたがりの人はいるものですが、彼らの中途半端な情報を最初に刷り込まれると、あとで修正するのが大変です」
教えてもらう前に、その人の成果物を確認しなければ、本田さんがおっしゃるように、あとでとりかえしのつかない事態にもなりかねません。
たとえば、親戚の人が、「株には手を出さないほうがよい」と言うのであれば、その人が株の専門家であるかどうかを見る必要があります。
このような助言をしてくれる親戚は、 一般的には株の専門家ではなく、「自分が過去に失敗したので、身内には失敗してほしくない」という優しさからアドバイスをしていることが多いのです。 そういう意見を言ってくれる人がトラスティになりえるかどうかを判断する必要があるのです。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー
ファイナンシャルアカデミーグループ代表、一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。『お金の教養』(大和書房)、『仕組み仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書は30冊累計130万部を超え、韓国、台湾、中国で翻訳版も発売されている。一般社団法人金融学習協会理事長。