2017年12月21日 更新

〈中谷彰宏〉幸せなお金持ちとは?

日本ファイナンシャルアカデミーとTSUTAYAが共同で行ったイベント「TSUTAYA・ビジネス・カレッジフェスティバル」の特別講演者としてご講演いただいた中谷彰宏氏。本日掲載する内容は、興奮冷めやらぬ講演後の独占インタビューの模様です。「幸せ」、「お金持ち」とはいったい何を指すものなのか? 本質を突く中谷氏のお話をぜひ一読ください!

2015.3.28

「お金持ちだから幸せになれる」のではなく、 「幸せだからお金持ちになれる」のです

日本ファイナンシャルアカデミーとTSUTAYAが共同で行ったイベント「TSUTAYA・ビジネス・カレッジフェスティバル」の特別講演者としてご講演いただいた中谷彰宏氏。本日掲載する内容は、興奮冷めやらぬ講演後の独占インタビューの模様です。「幸せ」、「お金持ち」とはいったい何を指すものなのか?本質を突く中谷氏のお話をぜひ一読ください!

小さなお金の扱い方が、人としての魅力につながっていく

ー中谷さんがお金について語るとき、最も伝えたいことは、どのようなメッセージでしょうか?

お金の話というと、通常2つのパターンで語られています。一つは、「株でどう儲けるか?」という話です。証券会社主催のセミナーなどは、このパターンです。もう一つは、「借金を抱えて、これからどうしたらよいのかわからない」という、自己破産寸前の人たちに向けての内容です。

しかし、最も大切なことは、お金というものは、日常生活の中で、誰もが深く関わっているものだということです。主婦であれ、学生であれ、サラリーマンであれ、全ての人が、日常生活の中で、お金に関わっています。今日は、お金儲けに関心があるかどうかではなく、全ての方がお金で苦労しないために、どうすればいいのかについてお話ししたいと思います。

さて、学校では、お金について教えてくれませんね。経済学は学校で教わりますが、「お金」について教わることはありません。全ての人が日常生活で、お金というものに深く関わっているにも関わらず、私たちはお金について勉強する機会を持つことはないのです。だからこそ、日常生活の中での小さな小銭の扱い方が、一生涯にわたるお金の哲学を形作っていきます。
ー投資に縁遠いという人でも、またどんなお金持ちでも、必ず小銭は扱う。だからこそ、お金のやり取りを大切にしていくことが、お金の勉強の最適な入り口になるということでしょうか?

これから先、クレジットカードやお財布ケータイのように、現金を使わないことも多くなってくるでしょう。それでも、クレジットカードのように、お金にまつわる物の扱いは、お金と同様、ナーバスであることに変わりはありません。

現金であろうとそうでなかろうと、お金への向き合い方に変わりはないということです。小さなお金の扱いが、結果として大きなお金の使い方にそのまま反映していくのです。
ー小さなお金を大切に扱うことが、人に対しての気遣いに結びつくということでしょうか?

お金の向こうには必ず人がいます。クレジットカードを渡すときに「ポン」と投げたら、感じが悪いでしょう。カードを相手に向けて渡すか、自分に向けて渡すか。あるいは、指にはさんで、「ビュッ」と出すか。

会社員であれば、名刺の渡し方は、徹底的に教わります。ところが、カードの渡し方、お金・お札の渡し方は誰も教えてくれないのです。

お金の扱い、例えばつり銭の渡し方は、誰も教えてくれません。私は、親が商店経営をしていて商店街で育ちましたから、そういうことをお店側からお客さんから感じましたし、親からも言葉や行動で教わってきました。つり銭の渡し方という小さなことも、実生活においてとても大事なことです。そうしたことを、誰かに教えてもらうことは、大切なことだと思います。

損をしても運気が上がる「運」が良い人のメカニズム

ーそうした細やかな配慮を「お金」を通して他者に与えていくことで、自分も「幸せ」を感じられるということでしょうか?

お金を儲けても、ハッピーにならなければ、結局その人にとってはマイナスです。

「お金と運気をあげるのと、どっちが大事なんだろう?」
「お金と運気の間には、どういう関係性があるんだろう?」

「お金」と「運気」どちらも大切です。この二つの関係性についてぜひ考えてみてください。
結論は、お金を儲けることが最終目標ではなくて、お金が入ってくることを通して、ハッピーにならなければならないということです。お金が入ってきてから、ハッピーだと気付くのではなく、お金が入ってくる前から、自分はハッピーだということに気付いていなければならないのです。

成功してハッピーになる人というのは、お金持ちになる前から、お金持ちの心を持っています。だから、ハッピーになっているのです。
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