2019年6月24日 更新

3Dプリンターによる製造の新しいビジネスモデルとは

3Dプリンターが実際の産業でどう使われているのか、首をかしげる人も多いのでは。しかし、この数年で革新を遂げた3Dプリント技術は企業のものづくりで無視できない技術です。R・A・ダベニー教授による、3Dプリント技術を用いた6つビジネスモデルも見逃せません。

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2019.6.24

3Dプリンターとは? 3Dプリント技術の現在

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3Dプリンターとは、3Dデータから立体物を成形する機器のこと。3Dデータから直接造形することで、時間やコストを大幅に削減できます。3Dプリンターの造形方式のうち主な方式は5つあります。

3Dプリンターの主な造形方式5つ

光造形方式(SLA)
光硬化タイプの液体樹脂に紫外線を当てて硬化させる方式。変形が少なく、精度が高い。大きな物を作れて成形後の加工もしやすいのが特長。
インクジェット方式
紫外線硬化性樹脂を噴射し、紫外線を当てて硬化させる方式。高精度・高解像度の小さなものを作れる。複数の材料を混ぜて造形できる。
インクジェット粉末積層方式
着色材や接着剤を噴射し、石膏粉末を硬化させる方式。上位機種では造形しながら着色できる。鋳型や中子を作れる。
熱溶解積層方式(FDM)
熱可塑性樹脂を熱で溶かし、積み重ねて造形する方式。比較的安価で安全。さまざまな材料を混合した素材の開発研究が進み、工業系材料にも対応。
粉末焼結積層造形方式(SLS)
粉末状のナイロンや金属にレーザーを照射して造形する方式。ナイロンの場合は大きくて強度の高いものが、金属の場合は非常に複雑な形状の造形が可能。

製造過程で3Dプリンターが活躍している商品

開発段階の試作品製造から実製品の一部まで、さまざまな段階で3Dプリンターは活用できます。実際にどのような商品があるのか、見てみましょう。

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