2018.3.15
両親から与えられた「モノ作りする喜び」
ご両親が研究者の仲さん。ゲームやテレビは禁止という環境で育ちましたが、ご両親はその代わり彼女に「モノ作り」に没頭できる環境を与えました。段ボール、はさみやのりなどの画材は何でも豊富に与えられ、壁や炊飯器に絵を描いてもOK.。オセロが欲しければ、お小遣いで買うのではなく自分で作ったというから驚きです。
仲さんはご自分を「物心ついたころからゼロイチ(ゼロから何かを生み出すこと)に夢中でした」と振り返ります。
彼女の特技「漫画」のスキルもこの時養われます。幼いころの夢は「漫画家」だったという彼女、なんとゴールドマン・サックス退社後、好きな漫画で生計を立てていこうと8か月間漫画の執筆に没頭した時期もあるのです。(鳴かず飛ばずだったとのこと)また幼いころから親しんでいたパソコンで、小学生時代にホームページを開設したというからすごいですね。
自身のキャリアパスも「ゼロイチ」への挑戦と語る仲さんですが、早くから自立心が芽生えていたのも、このように何でも自分で作りだす環境にあったからだと振り返っています。
自身のキャリアパスも「ゼロイチ」への挑戦と語る仲さんですが、早くから自立心が芽生えていたのも、このように何でも自分で作りだす環境にあったからだと振り返っています。
小学校はアメリカ、高校はニュージーランドと海外経験に恵まれた
小学校時代をアメリカで過ごした仲さんは、日本に帰国後、高校はニュージーランドに進学するという選択をします。
この海外経験で、彼女の大きな武器でもある言語力と国際性を培なっています。
京大卒業後ゴールドマン・サックス証券入社、後にFacebook日本法人立ち上げに参画といった輝かしい歩みは、この海外経験なしには成り立たないでしょう。
京大卒業後ゴールドマン・サックス証券入社、後にFacebook日本法人立ち上げに参画といった輝かしい歩みは、この海外経験なしには成り立たないでしょう。
世の中には「立ち上げる」人が少ない
再び「日経ビジネスOnline」から引用しますが、仲さんは、インタビューでこのように自己分析しています。彼女が半年に1つのペースで新事業を立ち上げていた京大時代を振り返っての言葉です。