2018.11.30
共働きで意識的に子どもを持たない夫婦のことをDouble Income No Kidsの頭文字などを取ってDINKS(ディンクス)といいます。子どもを望む夫婦の場合、出産したら妻が仕事をセーブして夫の収入を主に生活するという夫婦が多いかと思いますが、私たちDINKSはずっと財布が2つある、いわゆる二馬力の状態です。
結婚当初から、2人きりで老後を生きていくためにはどれくらいの資産が必要なのかを考えていたので、日々の家計管理をどうするかという問題は常に夫婦の課題でした。しかし、ベストだと思って始めたやり方はことごとく失敗し、ストレスは溜まるのにお金はまったく貯まらず、喧嘩をすること数十回……。これまでの試行錯誤の結果と、現在ようやくうまく回り出したその方法をご紹介します。
失敗続きのDINKS家計管理法
失敗例①どちらか一方の収入だけで生活する
子どもを望むご家庭では、共働きの時から夫の収入だけで生活して、子どもが生まれた時に妻の収入がなくても生活できるように備えるという話をよく聞きます。理にかなったとても良い方法です。
それをわが家にも取り入れるべく、年収を考慮して私の収入を生活費、夫の収入を貯金というルールで始めてみました。その結果、私の口座は毎月の生活費としてほとんどを使い果たすことに。夫の口座に貯金ができているとはいえ、「口座残高がほとんどない」というのは精神的にも悪影響で、私は日々イライラしていたと思います。有事の際にすぐに引き出す現金が手元にないという不安もあり、この方法は見直すことになりました。
失敗例②おこずかい制
一方の収入だけで生活するのがダメなら、次はおこづかい制に挑戦です。多くの家庭がおこづかい制を取り入れているので、うちもきっとこれでうまくいくと信じていました。私たちが考えたやり方は、生活費をお互いに出し合って、私の収入から交際費分のおこづかいを割り振り、夫の収入の残りを全て貯蓄に回すという方法です。
DINKS夫婦が家事なしライフでお金と時間を手に入れた話

平日はフルタイムで働いて、休日にまとめて家事を片付けたら半日が終わってしまう。そんな生活を送っている方が案外多いのではないでしょうか?働きながらの家事はなにかと負担が大きく、家庭においては家事分担が喧嘩の原因になることも多いようです。