2018年9月19日 更新

失敗は怖くない!落ち込みから立ち直るための論語の教え

仕事の上で失敗して落ち込むことは誰にでもあることです。しかし、いかにそこから立ち直ることができるか、ということも、良い仕事をするために不可欠の素養であると言えます。この記事では『論語』を紐解きながら、そうした落ち込みから立ち直るための考え方を紹介していきます。

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(1) 落ち込み続けていることは、さらなる失敗の危機!

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(論語)衛霊公第十五29 過ちて改めざる、是を過ちと謂う(意訳)「過ちとは、過ちを犯したのに、それを改善しようとしないことである」
この言葉は、失敗とは何であるかということについて、興味深い教訓を示しています。ただ失敗をしているだけなら、それはまだ本当の意味での失敗ではなく、その失敗を改善しようとしないこと、その姿勢こそが、真の失敗である、ということを述べています。
言い換えるなら、失敗した後でそれを改善できたなら、それは結果的に失敗などしていなかったことになる、ということです。あなたが何かに失敗したとき、そこからどう状況を立て直すかが、本当の勝負です。落ち込んでいる暇はありません。

(2)  失敗を認めることは恥ずかしくない

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(論語)学而第一8 過てちてはば則ち改むるに憚ること勿れ(意訳)「過ちを犯したことに気づいたら、体裁や対面などにとらわれず、ただちに過ちを改善するべきだ」
1つ前の言葉にもあった通り、孔子は一貫して失敗を速やかに改善することの必要性を訴えています。この言葉にある「憚ること勿れ」という表現にも、そうした強い思いが表れていると言えます。
失敗を失敗と認め、それを立て直そうとすることは、周りから「あいつは失敗した」という目で見られることを一度は受け入れることもあるでしょう。それでも、周囲の目を気にして何もしないでいることの方が、はるかに周りの評価を下げていると孔子は説いているように思えます。

(3) コミュニケーションを見直してみよう

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(論語)里仁第四73 子曰わく、人の過や、各々其の党に於てす。過を観て斯に仁を知る。(意訳)「孔先生は次のように言った。人の過ちというものは、それぞれの人の種類によってなされるものだ。その人の過ちを見れば、その人の思いやりの深さが見えてくる」。
ここに出てくる「党」という言葉には、「範疇、カテゴリー」という意味があり、要するに、その人のもっている性格や人柄を指しています。ある失敗が生じたとき、その原因が個別の問題だけではなく、本人の人柄に由来するということは、よくあることですね。
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