2018.9.13
2000年以上も前に生きた中国の思想家孔子。孔子が弟子たちと行った問答は、『論語』としてまとめられ、時代を超えて今も私たちに大きな示唆を与えてくれます。
孔子の言葉の多くは、社会における立ち振る舞いや生き方に対する姿勢など、ビジネスにおいて役に立つ考え方が濃縮されています。
そこで、この記事では、ビジネスにも活かせる論語の成功哲学を解説します。
孔子の言葉の多くは、社会における立ち振る舞いや生き方に対する姿勢など、ビジネスにおいて役に立つ考え方が濃縮されています。
そこで、この記事では、ビジネスにも活かせる論語の成功哲学を解説します。
楽しみながら学び続ける
孔子は学びの大切さをことあるごとに説いています。
成功する人は、何事においても楽しみながら学びつづける人が多い傾向にあります。
成功する人は、何事においても楽しみながら学びつづける人が多い傾向にあります。
仕事に楽しみを見いだす、もしくは作り出すこと
(論語)「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」(雍也篇)
(意味)「知っているというのは、好きというのに及ばない。好きというのは、楽しいというのには及ばない。」
成功者は、仕事の好き嫌いに関わらず、自分の与えられた仕事やおかれた状況を楽しむ傾向があります。自分が望んでいなかった仕事だとしても、工夫して楽しくできるように仕組みを作ります。そして一つ一つ課題を乗り越えることに面白さを感じているのです。
学んだことは自分で考え、実践する
(論語)「子、四つを以(もっ)て教う。文・行・忠・信。」(述而篇)
(意味)大事なのは、読書と実践と誠実と信義の四つだけである。
(意味)大事なのは、読書と実践と誠実と信義の四つだけである。
成長のために大切なことは、本を読み学びつづけること、そして学んだことは実践に移さなければいけないことです。学んだ知識はただ持っているだけでは何の意味も持ちません。そして知識を実践に移すうえで、大前提として誠実さと信義を守るという気持ちが何よりも大事なのです。
アメリカの投資家であり、大富豪のウォーレン・バフェットは、新聞や本を読むことに多くの時間を費やしています。常に新しいことを誠実に学び続けることが大切だといっています。
また、学んだことを実践するにあたっては、知識を悪い方向に使わない信義が重要です。京セラ創業者である稲盛和夫は、フィロソフィと呼ばれる経営哲学のなかで、「人生や仕事の結果=考え方×熱意×能力」と述べています。いかに能力や熱意があっても、考え方が悪い方向に向かえば、いくらお金を儲けたとしても人として誤っており、社会から到底認められないものです。熱意と能力は、社会や人にとってプラスになる方向に使わなければなりません。
アメリカの投資家であり、大富豪のウォーレン・バフェットは、新聞や本を読むことに多くの時間を費やしています。常に新しいことを誠実に学び続けることが大切だといっています。
また、学んだことを実践するにあたっては、知識を悪い方向に使わない信義が重要です。京セラ創業者である稲盛和夫は、フィロソフィと呼ばれる経営哲学のなかで、「人生や仕事の結果=考え方×熱意×能力」と述べています。いかに能力や熱意があっても、考え方が悪い方向に向かえば、いくらお金を儲けたとしても人として誤っており、社会から到底認められないものです。熱意と能力は、社会や人にとってプラスになる方向に使わなければなりません。
自分が間違っていると思ったら、受け入れ改める
(論語)「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」(衛霊公篇)
(意味)自分が間違っていると分かっているのに直さないのは、それこそが本当の間違いである。
(意味)自分が間違っていると分かっているのに直さないのは、それこそが本当の間違いである。