長谷川:ボクサーのときに出来なかった妻への恩返しは「一緒にお酒を飲むこと」。引退してからは、何もなくて、次の日も予定がない時は一緒に飲みにいきます。そして2カ月に一回、『ヤスコ会』というのをやっています。あ、うちの嫁さん「泰子(やすこ)」っていうんですけど。
それは僕の知り合いや嫁の知り合いの人とかがいっぱい集まって、飲みたいお酒があったら、どんな高級なお酒でも事前にそれを用意しておいて、ただただ泰子に飲ませて気持ち良くなってもらうという会です(笑)うちの嫁は面白いですよ。皆さんに紹介したいくらいめっちゃ面白いんです。
あと嫁の誕生日が8月25日なので、毎年それに合わせて家族でハワイに旅行に行っていますね。
長谷川さんにとってお金とは?
長谷川:「お金とは、ただのチケットである」。
STAGE編集部:その心は?
長谷川:お金そのものには価値はないんですよ。燃やしたら消えてなくなる。でもそれで権利を買うというか、いろいろできる手段を得るだけのもの。執着したらダメなものです。
本当は「紙切れである」って言いたいんですけど、文字にするとめっちゃ恰好つけているみたいなので、これで行かせてください(笑)。
「お金とは、ただのチケットである(長谷川穂積)」