身近にある行動経済学の例
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では、行動経済学は私たちの生活にどれほど根ざした学問なのでしょうか。例を挙げてご紹介します。
最も分かりやすいのが「買い物」です。私たちは毎日のように、衣食住に関わる商品を購入しています。購入すること自体は経済学ですが、その商品をセレクトするまでの決断は、感情が伴う心理学です。
最も分かりやすいのが「買い物」です。私たちは毎日のように、衣食住に関わる商品を購入しています。購入すること自体は経済学ですが、その商品をセレクトするまでの決断は、感情が伴う心理学です。
「お肉が食べたい気分だから少し奮発しよう」「デートに着て行くための洋服を買おう」などとその時々で考え、お財布と相談しながら欲しい物を選択し、購入に至ります。この消費行動をひっくるめて、行動経済学と表すことができます。
また、「あのレストランの限定メニューを食べに行こう」と「限定」という言葉に惹かれて取った行動も、行動経済学の法則が当てはまります。
さらに、筆者は株式やFXなどの投資を行なっているのですが、投資の世界では、数値化できない人間の感情によって、日々の経済が動いていることを実感します。行動経済学は、時間とお金、人の心が密接に関わってできているということが分かります。
このように行動経済学には、日常生活に活かせるヒントがたくさんあります。とはいえ、難しく捉えたり、すべてを知る必要はなく、自分の生活に役立てられることだけを心得ておけば良いのです。
次回以降、具体的な法則などの例を挙げて、ビジネスや目標達成のために活かせる行動経済学について解説します!
次回以降、具体的な法則などの例を挙げて、ビジネスや目標達成のために活かせる行動経済学について解説します!
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