リカーリングビジネスは成長して、2019年3月期のソニーの売上高8兆6,656億円のおよそ半分を占めるまでになっています。
「所有から利用へ」のトレンドが後押しする
ソニーの成功を見て、経営不振に陥って資産売却を繰り返した東芝は5カ年の中期経営計画「東芝Nextプラン」で「リカーリング型事業への構造転換」を強調しています。2019年4月にはグローバル市場でリカーリングビジネスを推進する目的でKDDIと提携を結びました。具体的にはエレベーターの事業で遠隔監視のようなリカーリング・モデルを確立します。新築ビルではなく既設のエレベーターで、メンテナンスなどで新たな収益源をどん欲に取っていこう、というわけです。
いま消費者の嗜好は「所有から利用へ」変化しています。モノを持たなくても、借りて、使って楽しみ、その分だけ料金を払います。たとえば「aibo」を買わずに借りて遊んで、あきたら返せばいいわけです。2019年7月、ソニーマーケティングはレンティオと連携してaiboのレンタルサービス(期間は7泊8日または3カ月)を始めました。これもまたソニーのリカーリング・ビジネスです。
そんな「所有から利用へ」というトレンドは、サブスクリプションにも、リカーリングにも、大きな追い風になっていくことでしょう。
いま消費者の嗜好は「所有から利用へ」変化しています。モノを持たなくても、借りて、使って楽しみ、その分だけ料金を払います。たとえば「aibo」を買わずに借りて遊んで、あきたら返せばいいわけです。2019年7月、ソニーマーケティングはレンティオと連携してaiboのレンタルサービス(期間は7泊8日または3カ月)を始めました。これもまたソニーのリカーリング・ビジネスです。
そんな「所有から利用へ」というトレンドは、サブスクリプションにも、リカーリングにも、大きな追い風になっていくことでしょう。
欧米で広まる旅客機のサブスクリプションサービス!日本での導入は?
話題の「サブスクリプション(定額制)サービス」ですが、欧米には「旅客機回数無制限乗り放題」の定額制サービスがあります。民間航空と提携したり、自前で小型機を保有したり、企業や個人所有のプライベートジェットを借りるなど、運航形態はさまざまです。