Life is Tech！でIT教育を受ける中高生がいますごい

小学校での必修化決定後、キッズプログラミングスクールは雨後の筍のように乱立状態。どこが良いのか判断も難しいですよね。そんな折、長男の友人が遊びに来てLife is Tech！（以下LIT）を紹介していきました。LITパーカーを普段着する彼はあまりにも嬉々としていたので、調べてみました。

2018.11.12

「楽しいからやっていたら、気付いたら学べちゃってる」

参考：「【公式】ディズニー・プログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」

via www.youtube.com

キッズIT教育といえば、「2020年小学校での必修化」「オンライン教育」あたりがキーワードになっていますね。

巷には、既にMITのスクラッチなど無料版があるなか、キャンプがウリのLITがオンライン教育をはじめるので、興味を持ちました。ディズニーと大胆にコラボした教育キット「テクノロジア魔法学校」です。これでJavascript、HTML、CSS が学べます。
「楽しいからやっていたら、気付いたら学べちゃってる」のが理想だと語る代表・水野雄介氏。
プログラマーの主人と一緒に紹介動画を見てみました。

メディアアート教材はラプンツェルの物語。ここでは、プログラミングしないとストーリーが進んでいかないのです。
エディター画面への“円”の打ち込み学習。“ellipse”とうつと円が描画されるのですが、円をベースにランタンをつくり無数にコピーして飛ばすのです。すると、ラプンツェルの父がランタンを無数に飛ばす美しい名シーンが完成します。

ゲーム開発では、サイン、コサイン、加速度などゲームクリエイターが使う技能を演習。ぐにゃぐにゃの洞窟を、カーペットで飛行するアラジンとジャスミン姫をプログラムします。障害物となる洞窟のこぶも作成します。

ここは、プログラマーの主人が最も感心したメニューでした。
ディズニーの惜しみない協力を受け13の映画がモチーフで使われており、メディアアート、ゲーム、Webデザインをクロスカテゴリーで学べる充実ぶりです。

プログラミングを、仲間と出会い切磋琢磨し合うものに昇華させた業績

LITのキャンプは、慶応SFCなど大学を借りて行います。
オンラインとは違い「リアルであることの価値」が追求された場所です。
大学生メンターが6人に1人の計算でつき、Iot、プロジェクションマッピング、iphoneアプリ開発などを学ぶ子ども達をサポート。ここで出会える友達、先輩もキャンプの魅力のようです。
過去、プログラミングはある意味一人プレイするものでした。それを、仲間と出会い切磋琢磨し合うものに昇華させた業績は大きいのではないでしょうか。

LITはオクスフォード大学、シンガポール国立大学でもキャンプを行っています。
「Global IT camp」はH.I.Sとコラボし、現地滞在も十分楽しめるようになっています。オクスフォード大学キャンプには、映画ハリーポッターの舞台やウィンザー城の見学も盛り込まれます。値段は張りますが、子どもの一生の思い出になりますね。
LITの教育規模は世界2位を誇り（同社調べ）、2017年までに27,000人の子供が参加しました。リピート率が47％と高いのも特徴です。