2019.7.22
自分OSをアップデートする
この本は、このライフシフトに対応したアップデートを迫ります。その核心は何か。それは、「人生という唯一無二の時間を、何に費やすのか」その判断基準をガラリと変えることです。
002ページより引用
京都大学文学部哲学科美学美術史卒業後、大手広告代理店勤務を経てサンダーバード国際経営大学院でMBAを取得した著者。株式会社ブルームコンセプトを設立した現在は、コンセプトクリエイターとして新規事業、新商品などの企画立案に携わっています。
これからの時代に必要とされるのは、自分自身をアップデートし続け、現役として輝き続ける働き方であると著者はいいます。
会社で働くという概念は、間違いなく変化してきています。兼業や副業が認められ、複数の会社に属する働き方が普及しつつある今。新しいワークスタイルに対応できる自分へとアップデートする努力は、もはや必須といえるでしょう。
会社で働くという概念は、間違いなく変化してきています。兼業や副業が認められ、複数の会社に属する働き方が普及しつつある今。新しいワークスタイルに対応できる自分へとアップデートする努力は、もはや必須といえるでしょう。
長い人生を有意義に生きるためのライフハックは、たくさん知っておいた方がきっといいはずです。
自分OSをアップデートするべく、学び続けていきたいものです。
自分OSをアップデートするべく、学び続けていきたいものです。
1度に2つの仕事をこなす
というのも、すべての仕事が連動しているからです。中略
つまり、仕事がそのまま、ビジネススクールの教育のネタになっているからです。
044ページより引用
本著は、「時間ハック」「情報収集ハック」「整理ハック」「集中と発想ハック」「チームハック」といった5つの章に分けられ、全部で100のライフハックが紹介されています。
たとえば、「時間ハック」の中には、「1度に2つの仕事をこなすデュアルワーク」について触れられています。
たとえば、「時間ハック」の中には、「1度に2つの仕事をこなすデュアルワーク」について触れられています。
仕事をしながら名古屋商科大学大学院ビジネススクールで教えている著者ですが、さらに自身も大学院で勉強をしているのだといいます。一体、どのように時間を捻出しているのだろうかと不思議に思うところです。
ビジネススクールの学生のほとんどは社会人学生。豊かな経験を持つ彼らとのやり取りの中で、著者自身も多くを学び、仕事の現場に持ち帰ることへとつながっているのだとか。
このように、仕事をしながら教育を行うなど、2つの仕事を兼業するスタイルをデュアルワークと呼ぶのだといいます。
著者のように、仕事と教育、仕事と研究など、レイヤーを微妙にずらしつつ重ねることで良い作用が出るようです。
このように、仕事をしながら教育を行うなど、2つの仕事を兼業するスタイルをデュアルワークと呼ぶのだといいます。
著者のように、仕事と教育、仕事と研究など、レイヤーを微妙にずらしつつ重ねることで良い作用が出るようです。
また、「種まきをする時間を取る」というライフハックも紹介されています。長く仕事を続けていくためには、勉強を続けていく。自分の興味の赴くままに勉強を進めていくと、それにあわせて活動も広がっていくようです。
新しいキャリアを作ることは、知らない領域に入っていく作業です。それは、つらい一面もありますが、初心に帰ることができる利点があるといえるでしょう。
現業をまわすだけではなく、自分自身を常に研究開発していく。そんな時間の使い方を意識していきたいものです。
現業をまわすだけではなく、自分自身を常に研究開発していく。そんな時間の使い方を意識していきたいものです。