21世紀金沢美術館 - ユニークなモダンアートを鑑賞
21世紀金沢美術館は、金沢市の兼六園の斜め向かいにある美術館。2004年に開館し現代美術を所蔵・展示しています。建物が円形をしていることから「まるぴぃ」または「21美」の愛称で親しまれています。この円形の建物は総ガラス張りで地上1階、地下1階になっています。特に決められた正面玄関がないのでどこからでも入ることができます。入場料は無料ですが、特別展の場合は入場料が発生します。
21世紀金沢美術館の一番の特徴は現代風のオブジェを多数展示していることです。その中の一つが「スイミングプール」。この作品は上からも下からも鑑賞できるようになっていますが、どちらから見ても人間がまるで本当のプールの中にいるように見えます。トリックは上部の所に設置された深さ約10センチのガラスのケースに水が入れられていることです。これだけで光が屈折しプールの中に水が入っているように見えます。展示されているモダンアートには、その他「雲を測る男」「アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3」「あなたは自分を再生する」などユニークなオブジェが鑑賞できます。
By scarletgreen from Japan - kanazawaa2105fUploaded by Ekabhishek, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=12144347
21世紀金沢美術館に敷地内には「松涛庵(しょうとうあん)」という茶室もあります。この茶室、実は江戸の末期に加賀藩(現在の石川県南部)の藩主 前田斉泰が江戸根岸に建てたものですが、その後一時鎌倉に移築され、次いで金沢市に移され現在のところに収められたと言う歴史の長い茶室なのです。お茶会などの催し物に利用できますが、一般の見学も可能です。
公式サイト:https://www.kanazawa21.jp/
入場料:館内入場は無料。展覧会の入場料は、一般1200円~、大学生800円~
入場料:館内入場は無料。展覧会の入場料は、一般1200円~、大学生800円~
大塚国際美術館 - 世界の名画1,000余点を陶板で原寸大に再現
大塚国際美術館は、徳島県鳴門市の鳴門公園内にある美術館です。大塚グループが創立75周年を記念して1998年に開館したものです。館内では、ヴァティカンの「システィーナ礼拝堂天井画および正面壁画」「モナ・リザ」「スクロヴェーニ礼拝堂壁画」など世界26か国の190余の美術館が所蔵する名画約1,000点を「陶板名画」で原寸大再現・展示しています。鑑賞ルートを全部歩くと約4km。歩くだけで約1時間はかかる日本最大級の美術館です。