2020年3月26日 更新

時間はお金で買える|自由な時間を増やすためにできることとは?

時間は売るだけではなく、買うこともできます。1日24時間という物理的な時間は変わりませんが、人にお願いしたり頼んだりすることによって、自分の自由な時間が増え、さらに自分の時間をより高いお金と交換できるようになります。(泉正人著『TIME DESIGN(タイムデザイン)』より抜粋。)

2020.2.24

第4章 時間で稼ぐ Earn from Time

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この章では、少ない時間でより大きな収入を得るための時間効率を見ていきます。

時間はお金と交換できる

私たちの多くは、仕事をして収入を得ています。
主婦として直接、労働環境にないとしても、家族の中でそれと同等の働きをしている人がいると思います。
労働時間の見方を変えれば、自分の時間を売ってお金を手に入れているという交換作業ともいえるでしょう。

たとえば、年収500万円の仕事をしているなら、休日を除いた自分の1年の時間約220日×8時間を渡し、そのかわりに500万円というお金を得ているのです。
また、時間を売るだけではなく、時間を買うこともできます。

家事をしている時間を自由な時間に変えるためにハウスキーパーにお金を払い、自分の自由な時間3時間を得る、ということです。

また、自分で勉強したら3年かかるような法的知識も、弁護士などの資格をもっている人が過去に勉強して身につけた知識を、1時間1万円で譲ってもらう(買う)こともできます。
1日24時間という物理的な時間は変わりませんが、人にお願いしたり頼んだりすることによって、自分の時間を増やすことができるのです。
最大の無形資産と言われている時間を、お金という有形の資産に変えることができますし、逆に、自分の持つお金という有形資産を、時間という無形資産に変えることもできるのです。

これをうまく扱うことができるようになると、より自由な時間が増え、さらに自分の時間をより高いお金と交換できるようにもなります。
つまり時給単価があがることを指します。
ですが、「1時間いくら?」というのは、いったい誰が決めるのでしょうか?

たとえば同じような規模の喫茶店で同じような仕事の内容なのに、A店では時給800円、B店では時給900円などと、同じ1時間にも差があります。
また、職種や地域によっても時給は違います。

パートやアルバイトの平均時給は、首都圏では940円、東海地方で890円、関西地方で895円、という統計が出ています。
職種(業種)でいえば営業系や事務系の時給は落ち込みを見せていますが、専門職系は時給が上がっているというデータもあります。

このような時間の適性価格は、どのように決められるのでしょう?

これを決めるのは、需要と供給のマーケットなのです。
 
時給という額は、その仕事にたいしての時間的価値を表し、需要と供給のバランスが取れた値になります。
製造業の進出が増えているベトナムでは、1人あたり約100円のお金を払い、その労働者の1時間と交換しています。

一方で、日本国内の弁護士などは、1万円と1時間の時間を交換しています。
この額の差が、時間的価値の差となって現れているもので、時間はその中身や価値によって、安くも高くもなるのです。

そう考えれば 、同じ時間をかけるにしても、高く売れる技術や知識を身につけたほうが、お金という付加価値が生じやすい、といえるでしょう。
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時間連動の仕事と成果連動の仕事のバランスをとる

残業しながらも「やらなきゃいけないことが多すぎて……」とつぶやきつつ、仕事をもって家に帰る先輩や同僚の姿は、数多く見る光景ではないでしょうか。

私にも「時間に追われている」という言葉を体現しているようなときがありました。「どうしてそうなってしまうんだろう?」と考えてみると、自分が時間をコントロール しているのでなく、時間にコントロールされていることに気づかされました。

時間をコントロールできる人とできない人 の差はどこにあるのでしょう。

自分自身で時間をコントロールできるということは、自分自身を俯瞰して見ることができ、タイムデザインができているということになります。
講道館柔道の創始者、嘉納治五郎が「時間を最も有効に利用した者に、最も立派な仕事ができる」といっているように、まさに、タイムデザインがしっかりできる人が、毎日の仕事で結果を出せる人が多いと思います。

タイムデザインをしっかりできる人は、自分がコントロールできない時間より、コントロール可能な時間をうまく利用しているといえます。
仕事でも、時間をコントロールしやすい仕事と、そうでないものがあります。
ここでは大雑把に次の2種類に分けて考えてみました。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー 泉正人 | ファイナンシャルアカデミー
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