エストニアのもう一つの見どころはバルト海に浮かぶエストニアで一番大きいサーレマー島。島にはシンボルにもなっている風車があちこちに見られます。風車の中では名物の黒パン作りを体験できる所もあるんですよ。もう一つこの島を有名にしているのが落ちて来た隕石でできた大きな穴「カーリ・クレーター」。落ちた隕石は複数あるのですが、その中でも最も大きな隕石によるクレーターには水が溜まり「カーリ湖」と呼ばれています。
バルト3国の中では2番目に大きな国、中世の面影が残るラトビア
ラトビアはバルト3国の真ん中の国です。首都はリガ。リガの旧市街地も世界遺産に登録されています。リガではヨーロッパでも最大級と言われる「セントラルマーケット」と素晴らしい庭園のある「ルンダーレ宮殿」が見逃せません。
アールヌーボーの建物が並ぶリガの歴史地区
次の目的地ラトビアはエストニアの南側にある国です。首都はリガ。この町の「歴史地区」も世界遺産に登録されています。リガにはアールヌーボー調の建造物が約300もあり、中世の雰囲気が感じられるタリンの歴史地区とは趣が少し違います。アールヌーボーは19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスを中心として広がった「新しい芸術」を意味するスタイルのことです。その名の通りそれまでの形式にとらわれない自由な表現が特徴です。
ヨーロッパで最大級のリガの「セントラルマーケット」
リガの街中をゆったりと流れる幅の広いダウガヴァ川。その川岸に並ぶ巨大な複数のカマボコ型のパビリオン。ここがヨーロッパで最大級と言われる「セントラルマーケット(中央市場)」です。パビリオンは肉、野菜、海産物、乳製品部門に分かれていて、それぞれの食品を販売しています。またパビリオンの他にも建物がありそこにはカフェやレストランやケーキショップなどが出店。広場では歌やダンスのパーフォーマンスも行われ、ラトビアの食と文化が一堂に集まった見逃せないスポットになっています。営業時間はパビリオンによって少し違いますが、基本的には毎日7:00 ~ 18:00まで。ゆとりのある営業時間がうれしいですね。
セントラルマーケットではこんなものを食べたい
マーケット内あるカフェやレストランではぜひラトビアの味を楽しんでください。写真はサラダ付きのチキン料理。ビールと良く合うお味です。
食事の後のデザートに食べたいペイストリー