2019.5.2
渋谷区が住民税などの支払いに「LINE Pay(ラインペイ)」を導入
2019年2月、東京都渋谷区は住民税や国民健康保険料、住民票の写しの発行手数料の支払いに「LINE Pay(ラインペイ)」を今春から導入することを発表しました。
ラインペイとは、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の送金・決済サービスです。「PayPay(ペイペイ)」や「楽天Pay」など、スマートフォンのQRコード決済サービスが数多く発表されています。ラインペイもこれらのサービスと同様に、スマートフォンがあれば現金なしで支払うことができます。
ラインペイとは、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の送金・決済サービスです。「PayPay(ペイペイ)」や「楽天Pay」など、スマートフォンのQRコード決済サービスが数多く発表されています。ラインペイもこれらのサービスと同様に、スマートフォンがあれば現金なしで支払うことができます。
住民税などをラインペイで支払うことができるのは渋谷区が全国初の試みです。しかし、2020年の東京オリンピック開催を見据えて、政府がキャッシュレス決済の導入を促進している背景もあり、ラインペイに限らずQRコード決済サービスの住民税などの支払いはこれから全国的に拡大していくものと考えられています。
加えて、2019年2月に福岡県が4月下旬からの自動車税の支払いにラインペイを導入することを発表しました。これは神奈川県についで全国2番目の動きとなります。自動車税や固定資産税といった地方税もこれからキャッシュレス決済が進んでいくものと考えられています。
国税と地方税でクレジットカードの支払い方法が異なる
次に、ラインペイ以外のキャッシュレスでの税金の支払い方法を見てきましょう。
最も一般的なキャッシュレスの支払い方法と言えば、クレジットカードではないでしょうか。
税金には一般的に、国に収める国税と地方自治体に収める地方税の2種類があります。いずれもクレジットカードで支払うことが可能ですが、実は国税と地方税によってクレジットカードによる税金の収め方が異なります。
所得税や法人税、相続税といった国税は、「国税クレジットお支払いサイト」というインターネットサイトに納付情報やクレジットカード情報を入力することで収めることができます。
地方税をクレジットカードで収めるには、「ヤフー公金支払い」や「F-REGI(エフレジ)」といったサービスを間に挟む必要があります。
最も一般的なキャッシュレスの支払い方法と言えば、クレジットカードではないでしょうか。
税金には一般的に、国に収める国税と地方自治体に収める地方税の2種類があります。いずれもクレジットカードで支払うことが可能ですが、実は国税と地方税によってクレジットカードによる税金の収め方が異なります。
所得税や法人税、相続税といった国税は、「国税クレジットお支払いサイト」というインターネットサイトに納付情報やクレジットカード情報を入力することで収めることができます。
地方税をクレジットカードで収めるには、「ヤフー公金支払い」や「F-REGI(エフレジ)」といったサービスを間に挟む必要があります。
また、地方税は地方自治体によってクレジットカードで支払うことができる税金の種類が異なります。たとえば、神奈川県の場合は自動車税、固定資産税、住民税はヤフー公金支払いを通してクレジットカードで支払うことができます。しかし、秋田県の場合、これらすべての地方税はクレジットカードで支払うことができません。また、千葉県千葉市は軽自動車税、固定資産税、住民税をクレジットカードで支払うことが可能ですが、支払うにはヤフー公金支払いではなく、エフレジを通す必要があります。
このように地方自治体によって、支払うことができる税金の種類や支払い方法が異なりますので、実際にクレジットカードで納税をする前に自分の地域での納税方法を詳しく確認する必要があります。
税金をキャッシュレスで支払うことのメリットや注意点
税金をキャッシュレスで支払うことの最大のメリットは、クレジットカードやQRコード決済サービスのポイントがつくことです。