クロさん:もう、本当にそれは、個人の考えなので。難しいところなんですけど、ちょっとは、抑止力にはなりますね。もう絶対、報告しなきゃいけないと思うと。どう思われるかなと考えますし。
STAGE 編集部:漫然と使うより、ずっといいですね。
クロさん:そうですね。なので、LINE で報告を夫婦でやってみることにしました。そうすると、お互い、あれ何か計上していなくない? そうだった、忘れていたとか、記憶を補えることがわかって。お互い楽しみながら、報告しあっています。結構、お互いマメなので。
STAGE 編集部:彼は嫌がらなかったですか?
クロさん:それが、逆で。本当に良かったです。今まで、使ったお金は、自分でアプリとかにつけていたりはしていたんですが、より詳しく2 人の気持ちをそろえて意識的にできるのはすごくいいですね。
STAGE 編集部:今までは、家計の分担はどうしていたんですか?
クロさん:うーん、やっちん(夫の呼び名)はこっちの家賃負担してね、ですかね。今まで、私は「養われたい願望」が強かったので、だいぶ負担を強いていたかも。今回、家計をお互い見える化したことで、向こうにちょっと負担をかけすぎているのが分かったんですよね。
STAGE 編集部:そうなんですね。
クロさん:何が家計を圧迫しているかとかもわかって。毎日どんどん過ぎて行っちゃうので、普段、なかなか、振り返るタイミングが無いと思うのですけれども。
STAGE 編集部:ファイナンスジムへ通い始めたことが良い機会になった。
クロさん:そう。お互いのポジションや、支出が明確になりますし。私は、彼が色々と無駄遣いをしていると思っていたんですよ。昼も、ウーバーイーツを頼んで、タクシーも乗り回してみたいな。だけど、LINE に書いているのを見ていると、意外にも、全然無駄遣いをしてないんだって気付けたりしました。それは、夫婦間にとって、何かとても大事だと思いました。
STAGE 編集部:夫婦も意外とお互いをわかっていないんですね。
クロさん:そうなんです。思ったよりも、この人は、使ってなかったんだと思ったら、何
かもう「ごめんね」みたいな気持ちに。無駄に使っていると思うから、家事の分担も、求
めちゃっていたんですけど。
かもう「ごめんね」みたいな気持ちに。無駄に使っていると思うから、家事の分担も、求
めちゃっていたんですけど。
STAGE 編集部:優しくなれる。
クロさん:そう。初めてよかったです、本当に。