2019年4月11日 更新

仕事で成功するために「デザイン思考」が大きく関係する理由

ビジネスの場でよく目にする「デザイン思考」。しかし、ビジネスにおいてどのように役立つのか、いまいちわからないという方も少なくないでしょう。今回は仕事に取り組む姿勢そのものを変える、デザイン思考について説明します。

gettyimages (35862)

2019.4.11

1 デザイン思考とは主体的な取り組みそのもの

gettyimages (35859)

仕事をするうえで自分が何を大事にしていくか、明確にイメージしていますか。仕事の正確性でしょうか、それとも効率でしょうか。いずれにしても、自分の責任の範囲をどこまで広げるかによって、仕事への取り組み方が変わります。
たとえば部署それぞれの管轄を重視するのであれば、自分の責務を超えることはしないでしょう。それもひとつの考え方です。しかし、部署や会社さえも飛び越えて、その先の顧客の利益を考えた場合には、自分の損得といった縛りはなくなるでしょう。その結果、自由な発想で仕事に取り組めるようになります。
デザイン思考とは、究極的に顧客のニーズを満足させる成果物を生み出すための考え方です。大事なことはいかにして顧客の利益を最大化できるかです。そしてこの考え方は、ビジネスにおける取り組みにも大いに役立ちます。

2 デザイン思考は究極的に世の中を良くするという考え方

gettyimages (35841)

先ほど顧客の利益を最大化するという表現をしました。では顧客のみが利益を得られれば、それで良いのでしょうか。もちろん、そのようなことはありません。顧客にもさらにユーザーである消費者がいます。つまり顧客は消費者の利益につながるものを提供しなければなりません。もし消費者の経済状態が悪化すれば、顧客のユーザーは減少してしまいます。となれば顧客のニーズを満たすためには、さらにその先の消費者について、ひいては世の中全体について考えを巡らせることが必要だとわかります。そのためには顧客が何を提供すればよいのか、そして自社に何ができるのかを考えることになります。
デザイン思考はこのように、直接の顧客や直接の上司のニーズを満たすのではなく、さらにその先にあるニーズを意識して仕事に取り組むという考え方です。究極的には世の中をいかに良くするのか、その視点から自分がなすべきことに思考を落とし込むことになります。
そのためには、具合的にどのように仕事に取り組めばよいのかを説明します。

3 デザイン思考による仕事への取り組み

gettyimages (35835)

まずデザイン思考では、顧客や自分の先の部署、あるいは上司のニーズを確認する作業を行います。たとえば、このような資料を作って欲しい、あるいはデータを分析して欲しいと頼まれたとします。いかに正確に、効率良く作業するかという考え方は狭義のものであり、デザイン思考ではありません。
29 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

かつて「仕事がデキる人」といえば、自分の仕事を一人でこなす「完璧超人」のようなイメージだったかと思います。しかし、最近は働き方の変化により、仕事がデキる人の定義が少しずつ変わってきているのです。 今回は今の時代にこそ必要とされる「仕事の巻き込み力」について紹介していきたいと思います。
良い会議は「30分、少人数、資料は1枚」段取りとネクストステップが重要

良い会議は「30分、少人数、資料は1枚」段取りとネクストステップが重要

『最高品質の会議術』を著した前田鎌利氏は会議の生産性をアップさせるためには、「30分以内に終える」「参加者は少人数に絞る」「主要資料は1枚だけ」「段取りに手間と時間をかける」「報告にネクストステップを加える」という5つのポイントがあるといいます。
Evernoteを仕事で活用する方法|効率が上がる使いこなしのコツ

Evernoteを仕事で活用する方法|効率が上がる使いこなしのコツ

2010年頃には非常に話題となったデジタルノートEvernoteですが、価格改定があったり、Google keepなどの競合製品が話題になるなどして、いまでは下火になっているようにも思えます。今回は、Evernoteの使いこなしについてご紹介します。
仕事ができる人の特徴は?できない人にならないための注意点4つ

仕事ができる人の特徴は?できない人にならないための注意点4つ

仕事をスピーディーかつ正確にこなす人には憧れるものです。そんな「仕事のできる人」にはいくつかの共通点があります。反対に、仕事ができない人にも特徴があるようです。それぞれの特徴を把握して、職場で意識して動くことで仕事のスキルアップができます。
アウトプットで試されるリベラルアーツ力|企業が期待する教養

アウトプットで試されるリベラルアーツ力|企業が期待する教養

クリティカル・シンキングの力や国際性が重視されるビジネス環境となった今、リベラル・アーツ研修や講習に参加する社会人が増えています。リベラル・アーツの知識を深めることも大切ですがその知識をアウトプットする力が重要です。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

STAGE編集部 STAGE編集部