そうはいっても、大事なプレゼンの途中で話の腰を折るような質問が出たら、台無しになってしまいます。最後まで話を聞いてもらえない状況になったときにはどうしたら良いのでしょうか。
勝負どころで話を遮られないための対策として、いったん最後まで説明を聞いてもらう約束をしておくことなのだとか。「まず最後まで説明させてください。質問はその後で承ります」などと冒頭に伝えておけば、安心であるといいます。後で質問ができるのだということを伝えておけば、聞き手も安心して聞くことができるでしょう。
相手に「わかりやすさ」(理解)を提供することで、「なるほど」(納得)を導くことができるようです。
数字を使って伝える感覚を持つ
重要なメッセージは数字で伝えることがいいと著者はいいます。世界共通の言語は数字であり、最強の言葉なのだとか。
たとえば、「簡潔に説明をお願いします」というのではなく、「1分で説明できる状態にしてください」と伝える。ただ単に数字を入れるということが目的なのではなく、少ない言葉で伝えるという観点で数字を使う感覚を持つことは有効であるといえるでしょう。
どんなビジネスであっても、人と人とのコミュニケーションが鍵になってきます。その上で、相手に届く伝え方を磨いていくことは、いつの時代でもどんな業界においても大事なことでしょう。
目の前の相手にわかりやすさを提供するために、伝わるスイッチを入れて話していきたいものです。
目の前の相手にわかりやすさを提供するために、伝わるスイッチを入れて話していきたいものです。
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タイトル: 少ない言葉+ていねい+正しそうでOK! 伝わるスイッチ
著者: 深沢真太郎
発行: 大和書房
定価: 1,400円(税抜)
著者: 深沢真太郎
発行: 大和書房
定価: 1,400円(税抜)
世界幸福度No.1デンマークに伝わる魔法の言葉 『ヒュッゲ』とは⁉
デンマークと言えば、国連の世界幸福度調査で何度もNo.1になってきた常連国で、世界最高レベルの社会保障が受けられることで有名な国。しかし、その分税金は世界最高レベル、天候は雨や曇りが多くどんよりした気候。他の欧州の国々と比べて環境面で優れているとは言えないのです。そこで、研究者たちが注目したのがデンマーク独自の価値観『ヒュッゲ』だったのです。