via pixabay.com
2019.2.27
カフェや図書館で勉強がはかどる!バンドワゴン効果
via pixabay.com
カフェや図書館で作業をすると、妙に仕事や勉強がはかどると感じたことはないでしょうか?筆者もやる気が出ない時は、あえてスターバックスに行って原稿を書くことがあります。
店内の雰囲気がそうさせるという背景もあると思うのですが、それだけではなさそうです。実はここに、行動経済学を当てはめることができます。
店内の雰囲気がそうさせるという背景もあると思うのですが、それだけではなさそうです。実はここに、行動経済学を当てはめることができます。
人間には、多くの人が行なっていることを、同じように自分も行いたくなる心理というのがあります。これをバンドワゴン効果といって、マーケティングなどでもよく利用されている方法です。
スタバや図書館で集中しやすく、作業がはかどる現象はこのためです。周りにいる人たちがみんなPCで作業をしたり、読書をしていると、自分も同じ行動を取ろうとするのです。
スタバや図書館で集中しやすく、作業がはかどる現象はこのためです。周りにいる人たちがみんなPCで作業をしたり、読書をしていると、自分も同じ行動を取ろうとするのです。
世界的に見ても、日本人は特にこの傾向が強いと言われています。規律を守る日本人像というのも、ここから生まれているのかもしれません。
この効果を利用して、多くの人が集中している場所にあえて身を置くことで、モチベーションや作業効率をアップさせることができます。
この効果を利用して、多くの人が集中している場所にあえて身を置くことで、モチベーションや作業効率をアップさせることができます。
コワーキングスペースなどはこの最たる例です。仕事以外のことをしづらい環境に飛び込んでしまうことで、結果的にモチベーションアップにつなげることができます。
自分の中の6つのニーズを理解する
via pixabay.com
人間には「シックス・ヒューマン・ニーズ」と呼ばれる6つのニーズがあります。
1.安定感・・・安定したいというニーズ
2.不安定感・・・変化が欲しいというニーズ
3.自己重要感・・・価値ある存在でありたいというニーズ
4.愛とつながり・・・愛されたいというニーズ
5.成長・進化・・・成長したいというニーズ
6.貢献・・・何かに貢献したいというニーズ
2.不安定感・・・変化が欲しいというニーズ
3.自己重要感・・・価値ある存在でありたいというニーズ
4.愛とつながり・・・愛されたいというニーズ
5.成長・進化・・・成長したいというニーズ
6.貢献・・・何かに貢献したいというニーズ
人間の欲求は、私たちが想像しているよりも強く、ニーズを満たすためなら夢をも犠牲にすると言われているほどです。
1と2にあるように、安定を求めるけれど不安定さ(変化)にも同時に惹かれてしまうのは、ある種の矛盾でもあります。
ニーズを満たすことも大切ですが、我を忘れて熱中しすぎないように、目標に向かうことが重要なのではないでしょうか。
夢のために頑張っていたのに、いつしか欲求を満たすための行動に変わり、夢を諦める結果にならないよう、自分の欲求を知っておくことで乗り切ることができます。
夢のために頑張っていたのに、いつしか欲求を満たすための行動に変わり、夢を諦める結果にならないよう、自分の欲求を知っておくことで乗り切ることができます。