しかもナイジェリアの場合は、高校が終わったら、そのまま大学に入らないんですよ。1年浪人させるの。その浪人というのは、海外に行ってワーキングホリデーをやったり、普通にどこかの会社に入ったり。大学に入る前に、世間を知ると全然違いますよ! 卒業する頃にはちゃんと自分で物事を考えられるようになると思うんです。そう思わない?
STAGE編集部:そうですね。日本だと大学に入る前に世間を知るという発想はなかなかないかもしれないです。
1年間仕事をしてどれだけ大変なのかわかった上で大学に行ったら、もっとちゃんと勉強すると思うな。高校からそのまま大学に行って、なんとなく就職するよりは絶対いいでしょ。日本の若者は自分のビジネスをやりたいという人はほとんど見かけません。なぜ? もったいないヨ! やっぱり人生、アタックしないと! 自分の考えをしっかり持ってアタックすれば、その先にサクセスが待っているんじゃないかな。
若者が先頭に立った方が、将来は絶対明るい。だってフランスの大統領(エマニュエル・マクロン)は39歳ですよ。日本ではあり得ないでしょ。でも何であり得ないと思っちゃうの? 39歳で大統領になれるんだよ。しかも政治始めてたった2年だよ。若者はもっと言いたいこと言ってやりたいことやった方がいいよ。
若者が先頭に立った方が、将来は絶対明るい。だってフランスの大統領(エマニュエル・マクロン)は39歳ですよ。日本ではあり得ないでしょ。でも何であり得ないと思っちゃうの? 39歳で大統領になれるんだよ。しかも政治始めてたった2年だよ。若者はもっと言いたいこと言ってやりたいことやった方がいいよ。
夢をも越える自分になるために必要なこと(杉村太蔵)

派遣社員から26歳にして衆議院議員に。稀に見るシンデレラストーリーで国会議員にまで登りつめた男は、単なるラッキーボーイだったのだろうか? 実はそこには、人生の大いなる夢を自らの力で手繰り寄せる……
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毎日をハッピーに暮らすために
STAGE編集部:これまで色んなことに果敢にチャレンジしてきたボビーさん。人生のモットーは何ですか?
落ち込まないことですね。もっと良くしなきゃいけないし、これで満足したら終わっちゃうから、常に前向きの悩みはしますけど、ダメだなぁとなるような悩みはないですね。寝れば忘れちゃうから(笑)。
やっぱりスタートがきつかった分、今は幸せだって常に感じられますね。どんな状況でもスタートラインよりはマシじゃないですか。だから「きつい」と思わず、楽しんで「勉強」だと思うべきじゃないかな。
それに上を見たら、お金なんて幾らあっても足りないもの。キリがない。自分で手を伸ばすでしょう? 自分が届くのはそこまで。
世界に終わりはないわけだから、すべてを手に入れようと思ってもムリ。自分の立場で満足できるか、幸せを感じられるかによって、人生は変わるものだと思います。
よく思うんだけど、とにかくみんな考え過ぎちゃうよね。嫌だなと思ったら、環境を変えればいいんだよ。変えることによって頭がフレッシュになって、思いつくものも変わるから。
STAGE編集部:ボビーさんの考える「幸せ」とは何ですか?
うん、幸せがある場所というのは、自分が怖がることの反対の場所だから。きっと自分が1番心配な場所の反対に、幸せが待っているから。怖くてやれない、怖過ぎてやれないって、やれないものの反対が幸せの場所です。だから、悩んで悩んで前に進むの!
前に一度、スカイダイビングをやったことがあります。「明日スカイダイビングやるんだぞ」って言われて、タンデムじゃなくて1人でだよ。怖くて全然寝られない!当日も「やれるかな?失敗しないかな?」と思って、本当に心臓止まりそうになって。