2019.2.20
勝負に効く短い名言3つとは?
『日常生活でいい判断ができないヤツに、グラウンドでいい判断ができるワケがない。』
「ミスター・ラグビー」と呼ばれ、ラグビー日本代表監督を務めた平尾誠二氏による短い名言です。勝負は判断の積み重ねで決まりますが、これはラグビーのグラウンドでも、ビジネスのフィールドでも同じです。ビジネスパーソンならば、「ビジネスの場で勝負するためには、プライベートでも正しい判断をするクセを付けろ!」と言い換えて理解すれば良さそうです。
『You may have to fight a battle more than once to win it.
(本物の勝利のためには、一度ならず勝負しなければならないこともある)』
この勝負に関する英語の短い名言は、2013年に逝去した英国初の女性首相であるMargaret Hilda Thatcher(マーガレット・ヒルダ・サッチャー)氏によるものです。政治もビジネスもエッセンスは共通だと思っていますが、勝負は一度では決まらないことなどザラにあります。逆の見方をすれば、「一度の勝負で負けたからと諦める必要はない!」とも言えます。
『結果が出ない時、どういう自分でいられるのか。決して諦めない姿勢が何かを生み出すきっかけを作る。』
この短い名言は鈴木一朗氏、言わずと知れたプロ野球選手イチローが発したものです。ビジネスの世界に当て嵌めれば、頑張っているのに成果が上がらない、評価されない状況でしょうか。そんな時期にこそ「焦らず、腐らず自身がやるべきことを淡々とこなし続ける、」まさにイチローのイメージですね。「勝負で結果を出せない状況にこそ、次の飛躍へのヒントが埋もれている可能性がある、」と言えるからです。
努力・研鑽に効く短い名言2つとは?
『Most people have the will to win, few have the will to prepare to win.(誰でも勝ちたい気持ちは持っている。しかし、本気で勝ちに行く努力ができるヤツはとても少ない)』
この英語の短い名言には、私も耳が痛いです。米国バスケットボール界きっての名監督と謳われる、Robert Montgomery Knight(ロバート・モンゴメリー・ナイト)氏の言葉です。確かに、どこの世界でも勝負に勝つために本気で努力できる人間、ましてやその努力を継続できる人間は、圧倒的に少数派だと感じます。そうであればこそ、「努力できる人間には勝負で圧倒的な分(ぶ)がある!」ということになります。凡人にとっては、勇気がもらえる短い名言でもありますね。
『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは呼べないもの。』