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2018.9.12(2021.3.12更新)
富裕層女性はお金と時間の使い方、使うべきポイントを心得ている
富裕層の女性に多いと感じるのは、お金と時間の使い方、コントロールの仕方が上手だという点です。一般的に女性は男性よりも倹約型が多いと言われていますが、富裕層にもそれは当てはまるように感じます。
ただし、財布のひもをぎゅっと締めて出費を抑えるのではなく、使うべきところには惜しみなく投資し、倹約すべきところでは使わない、というシンプルなルールを守っているのです。
「投資」と言ってもその対象は幅広く、将来的に見積もって自己投資になるかを判断し、プラスに働くことにはどんどん投資をする。書籍の購入費や芸術に触れること、習い事なども当てはまります。
反対に、投資をする意味がないと判断したことはすぐに断ち切り、気持ちを切り替える。そこに時間を費やしても意味がないことを知っているのです。
コンシェルジュ業務ではお客様に依頼されるとタクシーを手配していましたが、その利用頻度も高めです。マイカーを持たず、移動にはタクシーを利用した方が効率的であるという考えを持っている方も多いと感じました。
さらにグリーン車のある電車ではグリーン車に乗り、移動時間を仕事やメール返信に充てるなど、自分で時間を作り出し、タイムイズマネーを常に意識して行動しているように見受けられます。
富裕層女性は気遣いが行き届いている
私がマンションコンシェルジュとして働いていた頃、富裕層の女性たちからたくさんのおみやげを頂戴しました。
「フランスに旅行に行って買いすぎてしまったから、良かったらもらってくれますか?」
「いつもありがとう。ほんの気持ちですが皆さんで召し上がってくださいね」と、何気なく差し入れをしてくださるのです。
おそらくは本当に買いすぎてしまったわけでもなく、日頃お世話になっている方々に配ろうと購入されたのだと思いますが、その渡し方がとてもスマートで押し付けがましくもなく、慣れているのが分かります。
また、ごみの出し方一つにも配慮が行き届いています。普段の分別はもちろんのこと、ごみがたくさん出る年明けには、1度見送ってその次に出すなど、回収する人や清掃する管理人さんのことまで考えて、きれいに出されていることがほとんどです。いいかげんな出し方をする方はめったに見かけませんでした。
富裕層の女性には共通して、周囲の方々への感謝と心遣いが行き届いている印象があります。これは、女性ならではの特徴ではないでしょうか。
富裕層女性はスポーツや食事で健康を維持している
富裕層の女性に共通する3つ目の特徴は、積極的に体を動かしたり、食事に気を遣って健康を維持しているという点です。健康管理は社会人の基本とも言えますが、自分で自分の体を管理するのは意外と難しいものですよね。
例えば、毎朝決まった時間にジムでスイミングをしたり、ランニングやヨガを日課にしていたり。ゴルフをやっている方も多く、休日にはゴルフクラブを一式抱えて、颯爽とお出かけする姿をよく見かけていました。
方法はそれぞれ異なりますが、定期的に体を動かしてリフレッシュしているという点は共通しているようです。
内面は外見に表れると言いますが、体を動かすことでストレスの解消にもつながり、心身ともに健康を維持するのに有効であることを知っています。彼女たちが健康美を保っていることは、表情や姿勢など、お話しする雰囲気からも伝わってきました。
このように、富裕層の女性には多くの共通点があり、今回挙げた特徴はほんの一部に過ぎません。彼女たちから学べること、気付かされることは本当にたくさんあります。