2019年10月8日 更新

リーダーシップを勘違いしている上司によくある特徴6つ

リーダーシップとは「部下のお手本になるべき」「先頭に立って皆を引っ張る存在」などと思っている上司は多いです。間違いではないものの、本来のリーダーシップとは一体?ちょっと残念な上司のエピソードを交え、部下があこがれるリーダーシップ像について考えていきます。

2019.9.12
「上司たるもの、リーダーシップがあって当然!」と勘違いしている上司、まわりにいませんか?
本当のリーダーシップとは一体何なのか。
今回は、リーダーシップを勘違いしている上司に見られる特徴をふまえ、リーダーシップについて考えていきます。

少し強引で皆を引っ張っていく上司、人材育成はできている?


昭和の時代によく見られた、力で押してガンガン走っていくタイプの上司。熱血漢であり、時には実績アップにつながる場面もあるでしょう。しかし、やり方が一辺倒なのも気になるところ。

さらに、前を見て進んでいくのはいいけれど、その後ろの社員たちの動きに目が行き届いていないことも多々あります。チーム全体での実績は上がったとしても、自分でなかなかうまく消化しきれず、ひとり取り残されてしまう部下の気持ちや行動に寄り添えないケースも少なくありません。
一昔前まではこの方法でなんとかカバーできていたケースもあったでしょうが、これからの時代、チーム全体に目を配れる力がリーダーに欠かせないスキルのひとつです。

リーダーは管理する仕事?机上の空論になっていない?


元々現場出身ではない上司によくあるのが、現場には顔を出さず、机の前でばかり仕事をしている姿。「忙しいから」「時間がないから」などと理由をつけては、現場へ足を運ぶ回数・時間が減っていきます。

こういう上司は、「現場での仕事は自分の仕事ではない」と勘違いしている場合が少なくありません。上司だからこそ、現場の仕事内容を実際に見聞きし、現実を把握する必要があります。

机の前で数字だけを見ていては、机上の空論になりかねません。

上司としての風格を見せるつもりがただの不機嫌に


「威厳のある態度を」と思って風格を見せているつもりの上司。実際のところ、偉そうで「ただの不機嫌な人」に見えているなんてこと、よくあります。また、一匹狼のようにマイロードを歩き、それがリーダーシップのように勘違いしていることも。

不機嫌そうに威張っていても、「かっこいい」と思われることはあまりないでしょう。リーダーシップについて今一度、再考すべきときかもしれません。

体裁ばかりで現実が見えていない。理想だけでは具現化できない

Paper Business Achievement - Free photo on Pixabay (46606)

26 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

デザイン思考とは?今知っておくべきスタンフォード式マインドセット

デザイン思考とは?今知っておくべきスタンフォード式マインドセット

顧客が求めているサービスとは何なのか知りたい。あるいは、新商品のいいアイデアを見つけたい。どんな職業・職種でも、真のニーズや問題を適切に見つけ出し、解決に導く方法を知っておくことは大事であるといえるでしょう。 ジャスパー・ウ著『実践スタンフォード式デザイン思考』 より、これからの時代を生き抜くために必要なデザイン思考という考え方をご紹介します。
クリエイティブな人は「編集」している|新しい価値を見つけ出す方法

クリエイティブな人は「編集」している|新しい価値を見つけ出す方法

どんな業界であっても、新しい物事が常に求められています。そうはいっても、あらかたの題材は出尽くしている現代社会。多くのクリエイターは、どんなスキルを発揮して、日々新鮮なクリエイティブを生み出しているのでしょうか。 松永光弘著『「アタマのやわらかさ」の原理。』 より、編集という視点で新しい物事を見つけ出す考え方をご紹介します。
テレワーク導入の強い味方:日経OFFICE PASS(オフィスパス)を試してみた

テレワーク導入の強い味方:日経OFFICE PASS(オフィスパス)を試してみた

毎月定額で全国のシェアオフィスを利用できる日経の「OFFICE PASS(オフィスパス)」。東京2020に向けて政府主導でテレワークが推奨される中、経費としても扱いやすい仕組みになっています。興味はあるけど評判が気になるーー今回は実際に利用したメリット・デメリットをレビューします。
セルフリーダーシップで生き延びる|正解のない時代で自分の価値を信じる

セルフリーダーシップで生き延びる|正解のない時代で自分の価値を信じる

AIに仕事を奪われるとか、人生100年時代であるとか。この世は、今まで聞いたことがない前例のない世界になりつつあります。スピーディーに意思決定をしていかなければ、ますます時代に取り残されてしまうでしょう。 南章行著『好きなことしか本気になれない。』 より、確固たる正解のない現代を生き延びるための考え方をご紹介します。
「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

「巻き込み力」はデキる人の必須条件!職場の完璧超人はもう時代遅れ?

かつて「仕事がデキる人」といえば、自分の仕事を一人でこなす「完璧超人」のようなイメージだったかと思います。しかし、最近は働き方の変化により、仕事がデキる人の定義が少しずつ変わってきているのです。 今回は今の時代にこそ必要とされる「仕事の巻き込み力」について紹介していきたいと思います。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

湊音 湊音
お金の教養講座
お金と投資のセミナー情報(無料)

お金の教養講座

おすすめ

お金の教養講座

⼤⼈として知っておきたいお⾦の知識。
⼈⽣そのものを充実させるためのお⾦の基礎講座

月5万円で資産1億円を目指すゴイチセミナー

1億円を作った人が実践してきた「資産運用のルール」を真似しよう


ファイナンシャルアカデミー公式SNS