2019.4.5
LGBTQって何? QやXジェンダーはどういうセクシャリティ?
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、大会組織委員会は2018年のアクション&レガシープランで「共生社会の実現」というテーマのもと、「障がい者やLGBTの人々を含めた多様な個性を持つ人々」が参画できる活動を展開すると発表しました。
ここでLGBTは性的マイノリティの意味で用いられていますが、実際にはLGBTの他にさらに多様な性自認の人がいることに注意しなければなりません。LGBTはもとより、LGBTにおさまらない人々(Q)についても知っておく必要があります。
まずはLGBT。Lはレズビアン(性自認が女性で、女性を愛する人)、Gはゲイ(性自認が男性で、男性を愛する人)、Bはバイセクシャル(性自認にかかわらず、男性も女性も愛せる人)、Tはトランスジェンダー(身体的性別と性自認が一致していない人)を指します。
このLGBTの後ろにQをつける場合、Qには2つの意味があります。
・Qの1つ目の意味:「クエスチョニング」。自分の性別がわからない人、意図的に決めていない人、模索中の人など
・Qの2つ目の意味:「クィア」。男か女か、同性愛者か異性愛者かといった枠組み自体にとらわれない在り方をする人々
・Qの2つ目の意味:「クィア」。男か女か、同性愛者か異性愛者かといった枠組み自体にとらわれない在り方をする人々
このクィアに近い日本独自の言い方に、X(エックス)ジェンダーという性自認があります。
両性? 中性? 無性? Xジェンダー内の多様性と恋愛・仕事の悩み
Job Rainbowによれば、Xジェンダーで主な分類として用いられている4つの性別は、以下のようになっています。
・両性:男性でもあり女性でもあるという性自認。心の男女の割合は一定。
・中性:男性と女性の中間が自分の性別だとする性自認。
・無性:男性・女性どちらの要素も持たないという性自認
・不定性:自分自身の性自認が流動的な性自認。両性のうち、日によって男性・女性の割合が変化する人も不定性
・中性:男性と女性の中間が自分の性別だとする性自認。
・無性:男性・女性どちらの要素も持たないという性自認
・不定性:自分自身の性自認が流動的な性自認。両性のうち、日によって男性・女性の割合が変化する人も不定性
男か女かという二元論に当てはまらないXジェンダーは、恋愛や仕事でさまざまな悩みに直面します。