2019年11月18日 更新

アウトライナーで思考を整理する方法|仕事が早い人の仕事効率化ツール

初めまして。佐々木正悟と申します。『先送りせずにすぐやる人に変わる方法』(中経出版)など、ライフハックに関する書籍を執筆しています。今回から「ライフハック」と呼ばれる仕事の効率化に役立つ情報を連載します。この記事では「アウトライナー」でオススメのWorkFlowyとDynalistを紹介します。

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2019.5.31(2019.11.18更新)

アウトライナーとは

本連載の読者にまず試していただきたいのが「アウトライナー」です。
理由は、とても汎用的に利用できるツールでありながら、幅広く利用されていないように感じます。

オススメのアウトライナーツール2選(WorkFlowy・Dynalist)

ツールの説明を具体的にすると、アウトライナーというのは、リストを階層式にまとめ上げることのできる、ツールです。
ぜひこれを一度試していただいて、合うと思ったら使い込んでみてください。
合わないと思ったら、早い段階で諦めても構いません。

アウトライナーが使える場面としては、単なる思考の整理にも役立ちますし、プレゼン資料を作る際にも役立ちます。もちろん論文の骨格をトピックごとに整えるのもいいでしょうし、タスクリストをこれで作ることもできます。

具体的に試してみて欲しいアウトライナーは、2つあります。いずれもクラウド対応で、ブラウザ上で扱うことができます。WorkFlowyとDynalistです。

・WorkFlowy

WorkFlowy

WorkFlowyは無料で試すことのできる、非常にシンプルなアウトライナーアプリです。ブラウザ上で利用できるため、保存しをし忘れたり、ファイルを保存していあるパソコンでしか使えない、ということがありません。これだけでもこの連載をお読みいただく人にとって、試す価値があると思います。

もう一つ、言っておかなければならないことがあるのですが、WorkFlowyは、すべてが一つのアウトラインにまとめられる仕組みになっています。1アカウントについて、一つの巨大なアウトラインしか、作れないのです。

ファイルや持ち物が「分散」してしまって、何がどこにあるのかわからなくなりやすい人には、この「1アウトラインしか作れない」という仕様上の制限は、利点が大きいと思います。
何もかもが「そこにある」と同時に「すぐに手に届く」というのは仕事術の基本です。

Workflowyで作成したアウトライン

1アカウントにつき、まとめられるアウトラインは1つ。 シンプルで使いやすいツールです。
とはいえ、そこまで何もかもを一つのアウトラインに集中してしまわなくてもいいのでは、という人もあるでしょう。プロジェクトの進捗を示すアウトラインと、日記のようなアウトラインは分けておきたい、という人もあると思います。

そういう人には、Dynalistがオススメです。

・Dynalist

Dynalist

DynalistとWorkflowyの違いを一言で言えば、Dynalistの方がずっと高機能です。

WorkflowyにできることでDynalistにできないことは、ありません。
だったらDynalistの方を使ったらいい、と思われるでしょうが、すべての人にとって必ずしもそうではないはずです。機能が多すぎても、どれがどんな機能かわからなくなったり、ファイルを分けられるために、かえって混乱するということはよくあることです。

いずれにしても、どちらかのアウトライナーをまずはお試しいただくのがいいと思います。

この連載のためのアウトラインも、ざっくりとですが、Dynalistで作成しました。

Dynalistで作成したアウトライン

いくつも大きなアウトラインを持ちたい人向け。 機能が多く、汎用性が高い。 図のように、タスクや思考を構造としてリスト化し、整理しています。
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